「それでもあなたの道を行け」

インディアンが語るナチュラル・ウィズダム

ジョセフ・ブルチャック編 中沢新一+石川雄午訳 めるくまーる より引用









ブラック・エルク(オガララ・ラコタ族)の言葉

(本書より)



 いちばん重要な、最初の平和は、人の魂のなかに生まれる。 

人間が宇宙やそのすべての力とのあいだに、つながりや一体

感を見いだせたとき、その平和が生まれるのだ。宇宙の中心

にはワカンタンカが住まい、しかもこの中心はいたるところに

あって、それはわしらひとりひとりの内部にもある、と理解した

ときにな。これこそが真実の平和なのだ。ほかの平和はすべ

て、この真実の似姿にすぎん。二番目の平和というのは、二

人の人間のあいだに生まれる。そして三番目の平和が、二つ

の部族間にあらわれる。しかし、わしがしばしば言うように、人

の魂のなかに生まれるものこそが真実の平和なのだから、そ

の平和をまず知っておかない限り、部族間の平和などとうて

い実現せぬということを、なによりも理解しなくてはならん。







ルーサー・スタンディング・ベアー首長(ラコタ族)の言葉

(本書より)



子供の訓練は、じっと座っていなさい、そしてそれを楽しんでごらん、

という教えから、はじめられたものである。子供たちは、嗅覚を敏感に

して、なにも見るものがないところになにかを見たり、まったくの静寂

のなかに、じっとなにかを聞き取ったりするように、と教えられた。じっ

と座っていることのできない子供は、ちゃんと成長していない子供だ。







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