ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと アメリカ先住民の神話伝説
インディアンの言葉 ホピ・宇宙からの予言
北米インディアン生活誌 ホピ・宇宙からの聖書
生命の織物 今日は死ぬのにもってこいの日
魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの教え
インディアンの大予言 今日という日は贈りもの
シャイアン・インディアン 「祈り」 それでもあなたの道を行け
一万年の旅路 知恵の三つ編み
森と氷河と鯨 先住民族 - 地球環境の危機を語る
アメリカ・インディアンの神話と伝説 ネイティブ・アメリカン 聖なる言葉
生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語  アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 
ネイティブ・アメリカン 幸せの原点 俺の心は大地とひとつだ
小さな国の大いなる知恵 インディアンの夢のあと
風のささやきを聴け ホピ 神との契約
セイジを焚いて にほんの島の縁者たちへ ホピ語辞典
太陽が輝く天にかけて 北米インディアン悲詩 エドワード・カーティス写真集 
インディアンは、決して嘘をつかない アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え(未読)
図説 世界の先住民族(未読) アメリカ・インディアンの神話 ナバホの創世物語 
ナバホ「射弓の歌」の砂絵(未読) 北米先住民ホティノンションーニ
 イロクォイ 神話の研究(未読)
自然の教科書(未読) ホワイト・バッファローの教え(未読)
聖なる言の葉(未読) アメリカン・インディアンの歌
ネイティブ・アメリカンの教え 月に映すあなたの一日
ジャンピング・マウス(未読) ネイティブ・アメリカンの こころが よろこぶ ことば
夜明けへの道(未読) 大地の声 アメリカ先住民の知恵のことば(未読)
インディアンは笑う(未読)

各文献の前のをクリックすると表紙並びに引用文が出ます。







この文献の詳細ページへ 「ネイティブ・アメリカン叡智の守りびと」

 ウォール&アーデン著 舟木 アデル みさ訳 築地書館 




最近刊行されたこの素晴らしい本は、ナショナルジオグラフィック誌を中心に活躍する

ライターと写真家が10年以上の歳月をかけて、全米各地のインディアン居留地を訪ね、

スピリチュアル・エルダー(精神的長老)たちの言葉を記録してきた貴重なものである


雑記帳「魅せられたもの」1997.2/5「叡智の守りびと」を参照されたし


EARTH LODGE(アースロッジ)

インディアン文化に魅せられ、居留地の部族大学に通い伝統文化を深く

学んだ作者による素晴らしいホームページ。特に自ら全国各地で演奏す

るインディアン・フルートやインディアンに関する音楽、ビーズワークに精

通しページ上で通信販売も出来る。また好著「ネイティブ・アメリカン=叡

知の守り人」や「風の言葉を伝えて=ネイティブ・アメリカンの女たち」とい

う文献を翻訳し日本に紹介している。インディアン関連商品も多く掲載さ

れ、インディアンに関する文化や歴史の情報にも詳しいページであると共

に小学生を対象とした「異文化理解教育」を多くの学校で実践している。





この文献の詳細ページへ 「アメリカ先住民の神話伝説」 上下巻

R・アードス+A・オルティス編 青土社


 


著者たちが25年の歳月をかけて各部族の神話伝説を集めた労作であり、アメリカ・

インディアンの精神文化を探る上でも大変貴重なものである。神話学者のジョセフ・

キャンベルは次のように言う。「私たちには、時間という壁が消えて奇跡が現れる

神聖な場所が必要だ。今朝の新聞になにが載っていたか、友達はだれなのか、

だれに借りがあり、だれに貸しがあるのか、そんなことを一切忘れるような空間、

ないしは一日のうちのひとときがなくてはならない。本来の自分、自分の将来の姿

を純粋に経験し、引き出すことのできる場所だ。これは創造的な孵化場だ。はじめ

は何も起こりそうにもないが、もし自分の聖なる場所をもっていてそれを使うなら、

いつか何かが起こるだろう。人は聖地を創り出すことによって、動植物を神話化

することによって、その土地を自分のものにする。つまり、自分の住んでいる土地

を霊的な意味の深い場所に変えるのだ。(「旅をする木」星野道夫著より引用」



ここに収められた一六六の伝説は、北アメリカ先住民たちの、心の叫びから生まれた。

中には何千年にわたって語り継がれてきた伝説もあり、それらは、聴く者の要求の変化

に応じて形を変え、その時々の男や女が得た啓示をもとに新たな創作すらされ、今もな

お繰り返し語り継がれている。伝説を生み出すのは、大地 --- 人間の世界になくては

ならない草木や動物たち --- だ。伝説は古の言葉が使われ、自然界のリズム --- 技

術を弄して人為的に作られた環境のもつテンポとはまったく違うリズム --- に乗って

流れている。終始時計に目をやり、マイクロチップに制御された一瞬にして変わる社会

の差しせまった問題に疲れ果てている文明人の多くには、全世界が共有する自然につ

いてじっくりと考えてみようなどという時間や指向は、ほとんど無いように思われる。

この世界の始まりと終わり(そしてその間の出来事)を語る伝説に、共感し賛同しあ

おうとする考えは、彼らの頭の片隅にも無いようだ。アメリカの先住民は、今もなお

「インディアン・タイム」というテンポに乗って、神話を育む子宮と繋がって生きている。

不思議な、しかし現実の力が、自然の中に --- 山や川、岩や小石の中にすらも ---

存在する。白人にとっては、これらが命のない物体だと思えるかもしれない。しかし

インディアンたちには、それらが生命によって脈打ち、魔力(メディスン)をもちなが

ら、宇宙という蜘蛛の巣をなしているものに映る。 (中略) しかし結局のところ、伝

説が語られるのは、単におもしろいから、ためになるから、あるいは楽しめるから

なのではない。信じられているからである。伝説は、生きている宗教の印であり、

現在生きている人々と何百年も何千年も昔に生きた祖先とを結びつける一連の信仰

や伝統に具体的な形を与えたものなのである。ブロニスラフ・マリノフスキーは、

このように述べた。「生き生きとして原始的なままの神話は、単なる語られた一つ

の物語なのではなく、命を吹きこまれた真実である」。・・・同著「序論」より





この文献の詳細ページへ 「インディアンの言葉」

 ミッシェル・ピクマル編 カーティス写真 中沢新一訳 紀伊国屋書店 



インディアンの感銘深い20の言葉と彼ら、消滅しつつある民族の生活を100

年前に切迫した思いで記録に留めようとしたカーティスの素晴らしい写真。

小さな本であるが、インディアンの心を知るのには最高の部類に入る本。





この文献の詳細ページへ 「ホピ ・ 宇宙からの予言」 

 ルドルフ・カイザー著 林陽解説 木原悦子訳 徳間書店 



この世の始まりから口述で先祖代代より伝えられてきた予言。その予言は

ホピ族の中で秘密のものとされ、ホピ族のもの以外知る者は数少なかった

が、その予言の多くが実際にこの地球上で起こり、現代は終末に向かって

いると悟ったホピ族の長老たちは立ち上がる。旧世界が神の怒りによって

滅びたように現代もその危機を迎えようとしているとの警告を全世界に向か

って発言しはじめた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



アメリカ最古のインディアンと呼ばれる彼らの言葉には、何故か説得力が

あるのは事実だ。多くの宗教がそうであるように、終末を予言する者は

多い。しかし、彼らはこの秘密の予言を気が遠くなるような太古の頃から

守り続けてきた。ただ単に神話として片づけられないものが、そこにある。


創造主がマサウを通して語った預言と教示をまとめた「テククワ・イカチ」

「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」を参照されたし

ホピ族の長老マーティン・ガスウィスーマから日本人への伝言

ホーク・フー・ハンツ・ウォーキング(歩きながら狩りをする鷹)からの手紙

「心に響く言葉」1997.6/20「シアトル首長の言葉」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1997.6/20「霊的な戦士」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし

ドキュメンタリー映画「ホピの予言・人類滅亡・核時代の最終予言」を参照されたし





この文献の詳細ページへ 「北米インディアン生活誌」 

 C・ハミルトン編 横須賀孝弘・監修 

和巻耿介・訳 社会評論社



多くのインディアン戦士自らが語った言葉を集めたもので、

豊かな自然と暮らし、伝説と信仰、狩猟と戦闘、白人との戦

いなど94の言葉が収められている。また註にはそれぞれ

の言葉の時代背景などの説明が詳しく紹介されている。



この本の筆者は、いずれもアメリカ・インディアンであります。ここには、

石器時代最後の人間が、機械文明時代最初の人間と闘った英雄的

行為や、信じられないようなかれらの風習、儀式及び狩猟や戦場の

冒険、さらには白人の侵略者がもたらした未知の生活を受けいれる

ために払われた、かれらの悲壮な努力について述べられています。

テカムセ、ブラック・ホーク、シッティング・ブル、チーフ・ジョセフ、ジェ

ロニモといった偉大な戦士たちも、語り手のひとりとして、何度か登場

してきます。白人の旅行者や兵士、宣教師などが書いたインディアン

に関する記録には、かれらの本質を衝く十分な知識や理解が、ほとん

ど示されていません。インディアンは異民族の前では、真実は肚の底

にしまって堅く口をとざし、喋ってもいいと思えるような些細なことしか

口に出さなかったものですが、ここでは、かれらがみずから筆をとっ

て、白人には必ずしも口あたりの良くない真実をも語っています。こう

したインディアンの著者が、きわめて重視されるのは、過去の歴史

に対する新しい見解を提供するとともに、かれらと白人侵略者との闘

争の歴史の真相に、鋭い焦点をあてているからであります。なぜ、白

人の進出に激しく抵抗したか、なぜ、狩猟地を放棄するより、死を選

ばねばならなかったのか、その理由をインディアンたちは語っている

のです。・・・・・・・(本書・序 C・ハミルトン より)



監修はNHKのテレビディレクターとして、「ウォッチング」「地球ファミリー」「生きもの地球

紀行」などの自然番組を中心に制作しており、著作家として「ハウ・コラ 大平原のスー族」

「北米インディアン生活術」。訳書に「大平原の戦士と女たち」「北米インディアン悲詩」(絶

版)、監修本に「北米インディアン生活誌」がある。尚、著者の横須賀孝弘さんは北米イン

ディアンに関する約350冊の文献の目録(1951-1998)を編集しており、彼らインディアンの

実像を理解しようと思う人たちには参考になるであろう。





この文献の詳細ページへ 「ホピ・宇宙からの聖書」

 フランク・ウォーターズ著 林陽訳 徳間書店 




ホピ族の研究書として、そしてアメリカ・先住民族の霊性を文字によって表現した

記録である。著者のフランク・ウォーターズはインディアンの信仰に魅せられた白

人で、三年間の歳月をホピ族と共に生活する。そこでホピ族の長老30人の協力

を得てこの書物を作り上げる。本書には、神話(四世界の創造・宇宙生命のはじ

まりから現世界まで)、伝説(各部族の大移動・永遠の地を求めて)、宇宙劇(大祭

は巡る・神性を体言する生きたモニュメント)、歴史(「失われた白い兄」の予言・

迫りくる現世界の終末)が収められている。本書に関しての評価は様々に分れま

すが、数々のインディアンに関する文献を出しておられる北山耕平さんのページ

の「ネイティブスピリット」を是非お読みいただき参考にしてください。



有能な作家にして人文学者のロレンス・ヴァン・ポストは、わたしたちの社会

が「魂の本来の言葉」を失った結果、ある基本的な良識を欠いてしまっている

と嘆いている。これがいかに的を得た発言であるかは、本書の読者には明ら

かとなろう。そこには、わたしたちが永遠に失ってしまうかもしれないものを

保とうと力を尽くしている古代の民の姿がある。そのような良識を欠いてしま

ったわたしたちは、偽の価値体系によって粗悪な「生命の道」を造り出す危険

にさらされているのである。歴史の教訓がありながらも、磨き澄まされた知性

という道具がありながらも、幾世紀にもわたる科学の啓示を手にしながらも、

わたしたちは決断すべきときになおも手をこまねいているのだろうか? わたし

たちはいつも紛争と隣り合わせになっている。真理を求めつつも、危機の瞬間

にいつも真理がわたしたちから遠ざかるのをみている。・・・・・・・



本書はある民族の物語である。それは、成功と失敗の物語である。だが、

成功の物語は失敗のそれをはるかに凌いでいる。それがわたしたちの心を

引きつける。わたしたちの求める答えがそこにあるかもしれないのだ。そこ

には「魂の本来の言葉」が大きく澄んだ声で語られている。わたしたちを

救うものがここにある。この書の内容は、これまで決して文字に書き表わ

されたことのないものである。幾多の幸運な状況が重なって本書の成立

が可能になった。フランク・ウォーターズがいうように、「これほどの協力は

かつて得られたことがなく、今後も決してありえない」であろう。かなった時

と場所とが幾多の戦いを克服してきた。そして、今もう一つの戦いが克服

されたのだ。一つの偉大なる民族がわたしたちに語りかけている。そして、

謙虚な姿勢で聴こうとすればわたしたちの心は今よりいっそう豊かになる

だろう。彼らのもつ限りない力の源について自らの言葉で語ってもらう機会

をつくることは、わたしたちの切なる願いである。この啓示を通して、彼らが

危機に際して切に求めているステータスの幾らかでも回復することを願って

いる。さもなければ、彼らは自らの深い謙虚さの故にそれを失ってしまい

かねない。彼らの美しい「生命の道」を説く機会を開くことによって、わた

したちは彼らのもっとも恐るべき予言の成就を遅らせる第一歩を踏んだと

もいえるのである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


フレデリック・H・ハウエル

チャールズ・ウルリック&ジョセフィン・ベイ財団理事


創造主がマサウを通して語った預言と教示をまとめた「テククワ・イカチ」

「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」を参照されたし

ホピ族の長老マーティン・ガスウィスーマから日本人への伝言

ホーク・フー・ハンツ・ウォーキング(歩きながら狩りをする鷹)からの手紙

「心に響く言葉」1997.6/20「シアトル首長の言葉」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1997.6/20「霊的な戦士」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし

ドキュメンタリー映画「ホピの予言・人類滅亡・核時代の最終予言」を参照されたし





この文献の詳細ページへ 「生命の織物・先住民族の知恵」 

原みち子・濱田滋朗訳 女子パウロ会




小さい本でありながら、世界各地の先住民族の深い洞察と畏敬の

念の言葉を集めた好著。記憶は鮮明ではないが、私が初めてイ

ンディアンの精神文化に触れた本である。インディアンは勿論の

こと、カナダのイヌイット、メキシコのインディオ、オーストラリア

のアボリジニー、フィリピン、北海道のアイヌ、ザイール、グアテマ

ラのノーベル平和賞を受けたメンチュの先住民と呼ばれる人々の

深遠な言葉を紹介している。・・・・・・・・・・・・・・・・


雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし





この文献の詳細ページへ 「今日は死ぬのにもってこいの日」

 ナンシー・ウッド著 フランク・ハウエル画 金関寿夫訳 めるくまーる 




白人の女性である著者が、インディアンの古老から聞いた言葉・口承詩を

集めたものだが、インディアンの死生観を見事に現わしている好著である。



ナンシー・ウッドはもう長いこと、サンタフェから20マイルの、広野の端に、

孤独を共として住んでいる。「孤独」は、自分の霊的生活に欠くことのでき

ない要件だ、と彼女は言っている。夏になると、コロラド州のロッキー山麓

に、ヴィヴァルディやモーツァルトのテープを持ってハイキングに出かける。

そして音楽を風に聴かせながら、山の中でダンスをするのだという。そうし

た彼女にとっては、恐らく毎日が「死ぬのにもってこいの日」であるにちがい

ない。・・・同著「今日は死ぬのにもってこいの日」 訳者あとがきより





この文献の詳細ページへ  「魔法としての言葉」 

アメリカ・インディアンの口承詩

金関寿夫 著 思潮社




インディアンの各部族の口承詩を集めたものだが、それらの詩は、彼らの日々の

生活の中に根をおろしたものであるが故に、言霊を抱き、偉大な精霊(グレート・

スピリット)と交わる意味を兼ね備えていたのだろう。現在この文献は「アメリカ・

インディアン口承詩 魔法としての言葉」という題で平凡社ライブラリーから出版

されている。



いわゆる近代文明社会の文学が本質的には知的娯楽であるのに反して、

インディアンにとっては、文学はもっと生活に密着したもの、実用的、かつ

機能的なものだったことである。シャーマン、あるいはメディスン・マンに

よって歌われる歌は、しばしば病気を治癒するための呪いであった。戦い

に赴く前に歌う戦勝祈願の歌、豊作を祈る歌、雨乞いの歌、狩りの獲物を

祈願する歌があり、また恋人を得るための歌、そしてイニシエーション、

鎮魂の歌などがあった。そしてそれらは、すべて「実用」という目的を持っ

ていたのである。実用とは言っても、それには宗教、ないし神話の裏付け

があってのことである。すなわち、宇宙の目に見えない霊と交流したり

対抗したりする、超自然の能力を獲得するための、いわば呪術的な媒介

として、歌(時には物語)はあったのだ。近代人のように、詩人の魂の

個人的な叫びとか、言語美の表現だとかいう動機でもって、「詩作する」

のとは、全く異質の行為、つまり「文学」以前の行為なのである。言いか

えると、詩作は知的行為ではなく、ヴィジョンを見て、それを言葉にする

ことにほかならなかった。アリス・C・フレッチャーという研究家は、ここ

のところの事情を、次のように説明している。「(アメリカ・インディアン

の)歌とは、人間と宇宙の中の目に見えない存在との間に交わされる伝達

の手段なのだ。」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・同著より





この文献の詳細ページへ 「アメリカインディアンの教え」 

加藤諦三著 ニッポン放送出版




これらの11の言葉の真のルーツは今でも謎のままであるが、子どもを

持つ方に是非呼んでもらいたい。またこれらの言葉に、社会心理学者

である著者が自らの体験を踏まえつつ解説している。・・・・・・





この文献の詳細ページへ  「インディアンの大予言」 

サン・ベア&ワブン・ウインド著

加納真士/三村寛子 共訳 扶桑社



変化(かつて人類が経験したことのない地球規模の大きな自然災害)を認めるのは、

ことだと思う。だが、多くのインディアンが偉大なる浄化と呼んでいるこの変化は、

必要なことなのだ。変化によって起こる修正がなければ、地球との調和的な感覚など

持たない人々によって地球は破壊されてしまう。そして、二度と地球が生き返ること

ができなくなるまで、人々は汚染を続けるにちがいない。私が、この地球の変化を

肯定しているのは、惑星の生存のためにそれが必要だと思うからである。人類がこ

の変化に生き残るためには、今よりずっと高尚な意識に到達しなければならない。

そういう変化こそ非常に前向きなもので、すべての創造物にとっても良い変化である。



ときおり、地球の変化を防ぐことはできないのか?と、聞かれることがある。だが、

過去を忘れることで、地球が癒されるとは思えない。前にも述べたように、私が、

自分のスピリットに同じ質問をしたとき、「いや、それは決められたことなのだ。

そして、もうすでに事は起こり始めている」と告げられた。人々にできることは、

変化の時を迎える準備をすることだ。そして、互いに手を差し伸べ合い、自分たち

の生活により良い調和を取り戻し始めることだ。地球の変化はすでに始まり、この

先もしばらく続くだろう。だが、それは人間の住むこの世界の終わりでも、地球と

いう惑星の終わりでもない。自らを進んで変えられる人たちにとっての、新しい

時代の始まりの時なのである。変化を乗り越え生き残る人々は、自分たちの生活

のあらゆるレベルでの準備を整えることのできた人なのである。本書「インディアン

の大予言」は、そんな新しい時代を迎えるための準備の手引書である。・・・


同著より、サン・ベアの言葉


創造主がマサウを通して語った預言と教示をまとめた「テククワ・イカチ」

ホピ族の長老マーティン・ガスウィスーマから日本人への伝言

ホーク・フー・ハンツ・ウォーキング(歩きながら狩りをする鷹)からの手紙

「心に響く言葉」1997.6/20「シアトル首長の言葉」を参照されたし

雑記帳・「魅せられたもの」1997.6/20「霊的な戦士」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし

ドキュメンタリー映画「ホピの予言・人類滅亡・核時代の最終予言」を参照されたし





この文献の詳細ページへ 「今日という日は贈りもの」

心が生まれ変わる12のアプローチ

 ナンシー・ウッド 著 フランク・ハウエル 絵

井上篤夫 訳 城山三郎 解説 講談社



アメリカ・インディアンに関する文献・第一集で紹介している「今日は死ぬ

のにもってこいの日」の著者が贈る新たな瞑想から導き出されたアメリカ・

インディアンの叡智。心を宇宙・大地へと優しく包み込む言葉とハウエルの

美しい画集が織り込まれている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・



アメリカ先住民はこの大陸に二万年以上にわたって住んでいる。彼らの

人生は日常の経験に基づいたもので、宗教もそこから生まれた。彼ら

には罪、過ち、あがないに当たる言葉や天国や地獄の概念が存在し

なかった。めいめいが自分のことは自分で責任をとった。そして、めい

めいが部族というより大きなものの利益のために働いた。彼らの行為

は一つの複雑な信仰体系によって正当化されていたが、それは侵略

者のヨーロッパ人には受け入れ難いものであり、侵略者たちは先住民

が何千年もわたって持ち続けてきたもののほとんどすべてを、たった

五百年足らずで破壊したのであった。アメリカ先住民は爆弾、車輪、

化学製品、コンクリートを発明しなかった。彼らは環境汚染、都市の

無秩序な拡大、交通渋滞、犯罪を生み出さなかった。彼らの世界では

、すべての生き物に大霊(グレイト・スピリット)が宿り、調和と意味

と承認を与えていた。彼らは人生に目的を求めて遠くを見る必要がな

かった。太陽が昇るように彼らも現われ出た。木が生きて死ぬように

彼らも生きて死んだ。一瞬一瞬がそこからしか得られないものを教え

た。春が来ると、彼らは花と鳥に目を止めた。熊が道を横切ると、物

語を作った。喜び、悲しみ、神秘からは歌が生まれた。夜と昼は深い

精神的な意味を帯びていた。強大な太陽、満ちては欠ける月、星の

めぐり、四季の移り変わりの魔術も然りであった。これらのすべてが

、拡大しつつある終わりのない全体の部分をなしていた。・・・・

本書「まえがき」ナンシー・ウッド より





この文献の詳細ページへ シャイアン・インディアン 「祈り」 

北山耕平訳 三五館



小さな小さな本だが、生きてゆく勇気を与えてくれる言葉と美しい写真集。

収録した写真は、シャイアンの住むロッキー山脈の東側に広がる大平原の風景。



「シャイアン(Cheyenne)は、スー族とならぶ大平原のインディアンを代表する

部族です。誇りと勇気とを重んじ、サンダンスと呼ばれる荘厳な儀式を今に伝え

ています。語り継がれた独自の自然観に基づいて美しく質素で精神的な暮らし

を送ってきました。ロッキー山脈の東麓、現在のカナダとアメリカの国境付近に

彼(女)らの国があります。不思議な力を持った美しい祈りの言葉を、いくつも

大切にしてきたことでも、知られています。」・・・・・・・同著あとがきより


Native heart

「ネイティブ・マインド」「ローリング・サンダー」「インディアン魂(レイム・ディア)」

「シャイアン・インディアン 祈り」「虹の戦士」など数多くのインディアンに関する文献

を書いておられる北山耕平さんと奥様によるホームページです。このページにはホピ族

の指導者であったダン・カチョンバの「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」全文

が掲載されています。また「セイクリッド・ウエスト/ SACRED WEST」を通してインディアン

並びにそれを取り囲む世界を知ることが出来るでしょう。他に奥様によるアメリカの砂漠

と太平洋のロタ島の旅行記も興味深いものとなっています。私自身北山耕平さんから、

「リトル・トリー」の真実をはじめ、多くのことを教えていただいたことを感謝しています。





この文献の詳細ページへ 「それでもあなたの道を行け」

インディアンが語るナチュラル・ウィズダム

 ジョセフ・ブルチャック編 中沢新一+石川雄午訳 

めるくまーる



近代の知識過剰の害から回復するには、深い知恵が必要だ。

本書に語られるアメリカ先住民の言葉に「なぜ」などと問わず、

ひたすら耳を傾けると、深い知恵が伝わってくる。

河合隼雄(国際日本文化研究センター所長・心理学者)

(本書・帯文より)



アベナキ・インディアンの血を引くジョセフ・ブルチャックは、各部族の

伝承を小説や絵本に著してきた。本書もインディアンの叡智の言葉を

1800年代から現代にいたるまで紹介しているが、それぞれの言葉に

秘められた重さをじっくりと耳を傾けてみたい一冊である。また本書に

ちりばめられたインディアンの誇り高い写真が、これらの言葉を実践し

てきた証人としての威厳をもって読者に問いかけつづけている。





この文献の詳細ページへ 「一万年の旅路」

ネイティブ・アメリカンの口承史

 ポーラ・アンダーウッド著 星川淳訳 翔泳社 



1810年、イロコイ連邦オナイダ族に属する一人の若い女性ツィリコマー

(明るい春)は重大な決心をすることになる。アメリカ合衆国建国まもない

この時期に伝統的な先住民社会は先祖伝来の土地を追われ、キリスト教

の改宗を迫られていた。イロコイ連邦でも宗教改革者ハンサムレイクが

伝統的信仰とキリスト教の折衷を説き、部族全員の協議により古来の

伝統を捨てることに決まる。それは一族の来歴を記録する伝承者もろと

も消し去ることを意味していた。決定をきいたツィリコマーは協議の席

を立つと祭壇に歩み寄り、口承史にかかわるワンパム・ベルト(記録帯)

と聖包を取り上げ、正しい来歴を守るため逃亡する。それから五世代後

の1993年、ツィリコマーの子孫が受け継いだ驚くべき口承史の内容が

本書である。彼女の祖先ははるか一万年前にベーリング陸橋を越え、

アジアから北米に渡った様子と共に、多くの困難のなかにも未来の子孫

のために今この状況の中で何を学ばなければならないのかを探求して

きた姿が描かれている。本書は10万年以上に渡る一族の歩いた道の

中に、多くの叡智と戒めが刻まれた貴重なものである。この分厚い言葉

は文字に依らず口承によって気が遠くなるような世代を生き抜いてきた

のである。この口承史の継承者である著者は、ツィリコマーが逃亡した

イロコイ連邦の国会にあたるオノンダーガ族のロングハウスと六部族の

知人たちに寄贈し、批判があれば謙虚に受け入れることを言明してい

るが、イロコイ連邦からはクレームは出ておらず、個人的な理解者は

増えているとのことである。誠に本書は偉大な学びの民の長い歴史の

物語であり、過去を未来に結びつける希望の書であり、「子どもたちの

子どもたちの子どもたちのため」是非読んでいただきたい。


同じ著者による、真の「学び」とは何かを問いかけた「知恵の三つ編み」

アメリカ独立の際に大きな影響力を与えたイロコイ連邦の民主制、並びに

その生い立ちについて詳しく書かれた「小さな国の大いなる知恵」という

文献も是非参照してくださればと思います。また星野道夫氏と親交があっ

たリチャード・ネルソンの「内なる島 ワタリガラスの贈りもの」という文献

は訳者が翻訳されたものです。





この文献の詳細ページへ 「知恵の三つ編み」

ポーラ・アンダーウッド著 星川淳訳


 アメリカ教育省「模範教育プログラム」選定図書 

徳間書店



現在日本の教育改革は、欧米先進国の知のみならず、深い自然の知の

裏打ちを必要とする。本書は一万年以上にわたるアメリカ先住者の知恵

を語りつつ、それを主体的に学び取る方策をも示す貴重な書物である。

河合隼雄(国際日本文化研究センター所長・心理学者)

(本書・帯文より)



前に紹介した「一万年の旅路」の著者が真の「学び」とは何かを問いかける。

「一万年の旅路」という口承史の何千世代に渡る継承者である彼女は、祖先

が体験した試練をまるで自分が経験したように頭に思い浮かべる。そして、

そこから何を学びとっていかなければならないのかを追体験してゆくのであ

る。本書も主に著者の父から語られる祖先の物語を通して、如何に多くを

学んできたかを、父の手法を絡ませながら現代に紹介している。それは人

間の左脳と右脳の働きを理解していた彼女の祖先たちが、左右の脳の

連携を活性化させるために、本書で語られる物語の原形を編み出してい

ったのである。また本書で語られる内容をユング心理学から接近して西欧

でベストセラーになったダコタ族・ロス博士の「我らみな同胞」三一書房も

お読みいただけたらと思います。


「心に響く言葉」・北米ミンカス族のことわざ・1998.9.6を参照されたし


同じ著者による、10万年にも渡る一族の叡智の旅と未来の世界への想いを描いた

文献「一万年の旅路」や、アメリカ独立の際に大きな影響力を与えたイロコイ連邦の

民主制、並びにその生い立ちについて詳しく書かれた「小さな国の大いなる知恵」

いう文献も是非参照してくださればと思います。また星野道夫氏と親交があった

リチャード・ネルソンの「内なる島 ワタリガラスの贈りもの」という文献は訳者が

翻訳されたものです。





この文献の詳細ページへ 「森と氷河と鯨」

ワタリガラスの伝説を求めて

 星野道夫 文・写真 世界文化社 



「ぼくは、深い森と氷河に覆われた太古の昔と何も変わらぬこの世界を、

神話の時代に生きた人々と同じ視線で旅をしてみたかった。この世の

創造主であるというワタリガラスの神話の世界に近づいてみたかった」

アラスカに伝わる創世神話はなぜかワタリガラスを主人公とした物語が

多い。アラスカの写真家として知られる著者が、かねてより関心を抱い

ていた”ワタリガラスの神話”をテーマに、南東アラスカの自然を旅した。

神話を追い求める著者の旅は、一人のインディアンとの出会いに始ま

り、それはやがてモンゴロイドの偉大な旅へとつながっていく。苔むし

た森、蒼い氷河、ザトウクジラの海。太古の気配を残す南東アラスカ

にワタリガラスの神話を追い、シベリアへと人類の足跡をたどる星野

が遺した最後の物語。(本書・帯文より)



星野道夫という魂から紡ぎだされた言葉並びに写真に秘められた視点は、

私たち日本人が忘れかけている太古の魂の記憶を甦らせてくれる。そし

てこのような星野氏の魂の遍歴はある一人のインディアンの男との出会い

によって浄化され強められていく。星野氏の写真家としての作品にははっ

きりとした意志が込められており、彼の視点が現代文明に浸っている私た

ちの視点の座標軸をあるべき位置へと帰還させてくれる。この彼が残した

遺言に、そして先住民族の方たちが持つ世界観に、感謝と祈りと喜びが

存在していることを是非多くの方に知っていただけたらと思う。彼が残し

た遺言というべき数々の作品は、いつまでも私の心に生き続けるだろう。



星野氏の著作「イニュニック(生命)」「Alaska 風のような物語」「旅をする木」「長い旅の途上」

「星野道夫の仕事 第1巻 カリブーの旅」「星野道夫の仕事 第2巻 北極圏の生命」

「星野道夫の仕事 第3巻 生きものたちの宇宙」「星野道夫の仕事 第4巻 ワタリガラスの神話」


「心に響く言葉」1998.10.23を参照されたし





この文献の詳細ページへ 「先住民族 - 地球環境の危機を語る」 

インター・プレス・サービス編

清水和久訳 明石書店



世界各地の先住民族が訴える現代の危機的状況。それは民族としての

消滅を意味しているだけでなく、地球に生きるすべての生命が脅かされ

いる姿をも明らかにする。本書には世界の16の先住民族の声が紹介

されいるが、その一つ一つがとても重く心に沈んでいく。彼らの声がこの

正反対に突き進んでいる文明社会から、生命の輝きを取り戻し、大地と

空にあるべき道の指標として響き渡る日が来るのだろうか。



したがって、環境の悪化を問題にするときは、西側の文化と西側以外の

文化とを明確に区別するのが正しい。伝統的な社会の文化は支配的な

開発のパラダイムに目立った影響を与えてこなかった。また、そうした

パラダイムの適用による直接の結果としての環境の悪化に対しても、

これという影響は及ぼさないできた。伝統的文化は西側文化とは反対

に、自然を神聖視している。その価値体系は環境危機を招いた消費

謳歌主義とは無縁であり、いわば何光年も遠く離れている。にもかか

わらず、伝統的社会の立場は環境に関する国際的議論では無視され

ている。その立場が採択される決定に反映されることを全く許されない

でいる。さらに、非西側の文化が人類の大多数を代表しているという

事実を考慮するならば、参加と情報の両面で、巨大な真空が存在する

ことはあきらかである。本書の目的は単純明白である。伝統的社会、

母なる大地、母なる地球というその哲学、人類と自然の関係について

の哲学、伝統的生活様式の根底にある価値体系、天然資源の乱開発

の結果と影響、環境破壊への対処の仕方などを提示する。 --- これが

本書の目的である。(本書・編者まえがきより)





この文献の詳細ページへ 「アメリカ・インディアンの神話と伝説」 

 エラ・イ・クラーク著 山下欣一訳 岩崎美術社 



山・湖・河・滝にまつわる伝説や創世神話など素朴な62話を通して、北西部イン

ディアン各部族の独自の世界観や、アニミズムがうかがえる。(本書帯文より)


先住民独自の世界観であるアニミズムやシャーマニズムそのものを映し出して

いる彼らの神話と伝説。それらの世界に触れると全ての生命が輪となり回り

続けていることを感じられてならない。これはアイヌ民族の民話集「炎の馬」

おいても表わされている。このような神話や伝説を火を囲みながら聴き入った

人たちの時間のゆっくりとした流れとそのあるべき自然のリズム、そしてこの中

にこそ真の教育と呼べるものが横たわっているのではないだろうか。本書より

もインディアン各部族の神話・伝説を幅広く収集したものに「アメリカ先住民の

神話伝説 上下巻」がある。


「インディアンの源流であるアニミズムとシャーマニズム」1997/7/25 を参照されたし。





この文献の詳細ページへ 「ネイティブ・アメリカン 聖なる言葉」 

宇宙の響きを聴け

 ブラックウルフ・ジョーンズ&ジーナ・ジョーンズ著 

加藤諦三 訳・解説 大和書房



オジウェー族の血をひき、ブラックウルフというインディアン名をもつ著者は

かつて自己基盤を喪失しアルコール依存症になったが、風の精霊により

自分を取り戻す。この帰還に強く影響を与えたインディアンの癒しの技術

の手法と哲学が素朴な詩の中で語られ、現代の多くの悩める魂をあるべ

き場所へと導いてくれる文献である。



悩みのある人は、表面的な生き方の中で自分から悩みをつくっている。ちょっとした

ことに気がつくことで、悩みが解決することもある。悩んでいる人は、そのちょっとし

たことに気がつかないで生きていることが多い。この本は、そのことを教えてくれる。

自分のしていることを見つめ、そして自然が語ることに耳を傾けよう。そう、この本は

説いている。なぜなら、人間の悩みの答えは自然が出してくれるから。人間の悩みの

答えは森羅万象が教えてくれる。だから、自然に耳を傾け、その鼓動を聴こう。そう、

この本は説いている。ネイティブ・アメリカンは小さな花にも、空飛ぶ鳥にも、木にも、

草にも、光にも教えを請おうとしている。たとえば、林檎は熟して落ちる。時期が来れ

ば物事は成就することを、林檎の木は教えてくれる。変化を恐れてはいけないことも、

教えてくれる。人は四季の変化の中で生きている。小川もやがては激流になる。この

本には悩みや苦しみに対処する時の考え方が書かれている。それはネイティブ・アメ

リカンの生きる知恵である。人間は、嬉しさいっぱいだけでは、生きてはいけない。

それが生きることの原点である。生きていくうえで寂しさや苦しみはいつもつきまとう。

でも、苦しさも、寂しさも、生きている証なのである。不安、苦しさ、寂しさなどを抱え込

んでごらんと、ネイティブ・アメリカンは言っている。生きていくうえで嫌なことは誰にで

もたくさんある。「嫌だなぁー」と思うことは誰にでもある。しかし、それも生きている証

である。苦しみも、悩みも、背負わなくては人は生きていけない。月のやすらぎがなけ

れば、太陽のよさも分からない。太陽がギラギラと輝いて暑いなと感じる人もいれば、

ポカポカと暖めてくれると感じる人もいる。それはその人の心が決める。この本に書か

れている詩は断片的なことのように思えるが、多くの詩が一つにつながっている。つま

り、悩んだ時には止まれ、と言っている。このような本を急いでどんどん読み進むこと

はない。一日に一項でもいい。味わって読むことである。(本書・「この本を手にとった

あなたへ」 訳者まえがき 加藤諦三 より)





 この文献の詳細ページへ「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」 

ダン・カチョンバ(ホピ・太陽一族)

北山耕平訳 ランド・アンド・ライフ発行 非売品



ホピ・太陽一族の指導者であったダン・カチョンバ(1875−1972)が晩年に語った

ホピ族の物語。そこにはこの世界の始まりと聖なる教え、その後に起こる迫害や分裂

が太古の昔からの予言として記されていた。その予言が一つずつ成就されていくのを

見てきたダン・カチョンバは世界が破滅に向かっているのを警告し、多くの人が生命の

道に立ち戻ることを最期まで祈りつづけた。グレートスピリットの教えを信頼し平和の道

を自ら歩き、模範を示してきたホピの人びとにこそ世界を破滅から救う鍵があるように

感じられてならない。このダン・カチョンバの言葉に一人でも多くの人に伝わることを心

から願いたい。幸いなことにこの「ホピ物語」全文が、数多くのインディアン関連の文献

を書いている北山耕平さんのホームページに掲載されている。是非お読みください。





 この文献の詳細ページへ 「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」 

エリコ・ロウ著 扶桑社



部族の長老や賢人たちとの出会いの中から教えられたインディアンの格言や伝説を、

著者自らの言葉と共に紹介している文献である。これらの格言や伝説は著者自身が

インディアンの部族を取材しながら、その世界観にひきつけられ収集したものである。



自然のすべてに神性を見て、先祖を敬い、次の世代をいたわり、他人を尊重し、慎み

深く信心深く暮らしている。といえば、懐かしい響きを感じるひともいるかもしれない。

実際、彼らの風習や暮らしぶりを知るにつれ、日本にも似たような風習があったこと

や子供の頃に受けたしつけを思い出すようにもなった。遠い祖先を同じくするともい

われるアメリカ・インディアンと日本人が、価値観を共にしたとしても不思議はない。

リカ・インディアンに学ぶ旅は、時代遅れ、迷信として捨て去られた日本の風習や伝

統の真の価値に気づいていく旅でもある。アメリカ・インディアンはいまでも、美しい

自然への感謝を込めて、山や河原で拾った小石を美しいジュエリーに仕立てる。自ら

がきらめきを秘めた宝石の原石のようなひとびと。飾らないその言葉や素朴な生き

方を通して伝えられる叡智には、こころを眩しく照らしてくれる珠玉の輝きがある。

(本書 はじめに より)





この文献の詳細ページへ 「ネイティブ・アメリカン 幸せの原点」 

新しい人生へ・10の扉

ビリー・ミルズ ニコラス・スパークス著

加藤諦三 訳・解説 大和書房



「ウォキニ」とは、ラコタ語で「新しい人生、平和と幸せの人生」を意味する言葉だ。本書は

あなたに自分自身について考え、幸せの意味を示し、人生にもっと満足するための内なる

旅にいざなう。ネイティブ・アメリカンに伝わる信仰(その根源にあるのは、瞑想、思考、夢、

自然の美しさを愛する心だ)に現代的な癒しの法則(ポジティブ・シンキングや幸せの理解)

を融合させた本書は、すでに全米の多数の人々を力づけている。「ウォキニ  ---  幸せと

自己理解への内なる旅」は、読みやすい寓話のかたちをとって、人生のあらゆる側面を向

上させる実践的な手段をあなたに伝える。物語の展開とともに、あなたは幸せにまつわる

神話を発見し、幸せの意味を学び、幸せであることが大切な理由を知るだろう。ひとたび

自分を理解し、幸せの意味がわかったなら、本書が紹介するシンプルな方法に従うことに

よって、なりたいときにいつでも幸せになれる。本書は古くから伝わる効果的な瞑想法を

伝授し、あなたをいまより賢く、素敵な、愛情深い人間にする十の視点を紹介する。本書

を閉じるころ、あなたはネイティブ・アメリカンとその信仰、生き方について少しだけ理解を

深めているだろう。そして、自分を理解し、人生を向上させる秘密を手にしているはずだ。

本書は短くシンプルで読みやすい。何より、たしかな効果を発揮する。本書の教えに従え

ば、世界がもっと美しく見えてくるし、夢をかなえるために必要なものがわかるだろう。あな

たの変化に周りの人も目を見張り、その秘密を知りたがるはずだ。「ウォキニ」は何よりも

貴い、かけがえのない宝。その豊かさを周りの人たちとも分かち合っていただきたい。

(本書・序文より)





この文献の詳細ページへ 「俺の心は大地とひとつだ」

インディアンが語るナチュラル・ウィズダム2

 ノーバート・S・ヒル・ジュニア編 ぬくみ ちほ訳 

めるくまーる



「それでもあなたの道を行け」という文献の続編で、古今のインディアンの感銘深い言葉

を項目ごとに紹介している。「価値観」「精神・信仰」「伝統・歴史」「女と男」「子供・教育」

「経済・金・権力」「大地・世界」「洞察・感謝」「教え・文化」「リーダーシップ」「戦い・争い・

条約」「正義・和解・平和」「共同社会」などの項目に分かれており、大地に根ざし、宇宙

の摂理に従うインディアンの生き方が垣間見える。そしてこの文献にはライブラリー・オ

ブ・コングレス所蔵の写真30点が収録されているが、その肖像写真からも彼らの誇り

や生きざまが強く伝わってくる。編者が言うようにこれらの言葉は、インディアンの記憶

を伝えるものであり、未来の人々への贈りものとなってゆくに違いない。





この文献の詳細ページへ 「小さな国の大いなる知恵」

 FRANKLIN LISTENS WHEN I SPEAK 

ポーラ・アンダーウッド/星川淳 共著

翔泳社



アメリカ合衆国には、治外法権が適用されFBI(米連邦捜査局)さえ踏み込めない準

独立国・イロコイ連邦がある。今から1000年ほど前に結成されたこのイロコイ連邦の

民主的な制度に通じていたフランクリン(独立宣言起草委員)は、イロコイ連邦組織を手

本にオルバニー連合案(1754年)を作り、この多くの要素が現在の合衆国憲法にも取

り入れられている。本書第一部で語られるのは、このフランクリンとイロコイ連邦の族長

であったスケナンドアの友情と別れの物語であり、それを「一万年の旅路」のポーラ・ア

ンダーウッドの家系が代々口承で伝えてきたものである。イロコイ連邦がアメリカ独立の

際に果たした役割は、アメリカ建国史の秘められた真実であり、彼らの歴史を知る人

の中では広く知られていることである。この当時の西欧社会にも多大な影響を与えた

イロコイ連邦の民主制が、どのようにして1000年も前に産まれたのか。それを共著で

ある星川淳氏が族長たちからの聞き取りや豊富な文献などを通して読み解いていく。

1000年前の乱世に現れた一人の平和を築く人(ピースメーカー)と、彼を助けたジゴ

ンサセやヒアウェントハが導いた道。この道は今でもイロコイ連邦の人びとにとって、

精神的支柱である。未婚の貞節な娘が処女のまま産んだと言われているピースメー

カーの物語は、ロングフェローの叙事詩「ハイアワサの歌」で有名になったが、そのあ

まりにもキリスト教的な脚色を付け加えたことに違和感を覚えるものも多いことだろう。

このピースメーカーの平和行脚の旅は100年かかったと言われているが、一説では、

いつかまた世界が闇に閉ざされたとき、その隠れた名を呼べばピースメーカーが再来

すると伝えられており、詳しくその内容がこの「小さな国の大いなる知恵」の中で語られ

る。現在のイロコイ連邦の主な決定も、1000年前と同じように常に七世代後への影響

まで考えて下されている。それは創造主が望んだ道、動植物や水など、人間に授けら

れた地球の贈り物を大切にし、未来の世代が同じ恵みを享受できるように守っていく

道が、今でも彼らの魂に刻まれているからである。



私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七世代先の人々のことを念頭に

おきながら行われる。これからやってくる人々、まだ生まれていない世代の人々

が、私たちよりも悪い世界で暮らしたりすることのないように、できればもっと良

い世界に生まれてこられるように心を配るのが、私たちの仕事なのだ。私たち

が母なる大地の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生

まれてくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げているからだ。

私たちはそのことを、片時たりとも忘れない


オレン・ライオンズ(イロコイ連邦 オノンダーガ族)

「ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと」

スティーブ・ウォール+ハービー・アーデン著 船木アデルみさ訳 築地書館より



私自身はまったくの戦後世代だが、平和憲法を疎んじる人びとより、日本なりの民主・

平和の道を模索してきた人びとのほうに圧倒的な“正気”(イロコイ流に言えば<グッド

マインド>か)を見る。と同時に、自由や民主主義が外来のものだとする見方にも違和

感をおぼえていた。私たちがそれに出会った一番最近の太い経路は勝者としてのアメ

リカだったにせよ、自由・平等・平和を希う心はもっと普遍的で深い源をもつはずだ、と。

イロコイ連邦との出会いによって、その本当の淵源がどのあたりか目星がついてきた。

それはアメリカの押しつけでも、ヨーロッパの独創でもなく、日本列島なら縄文まで遡る

土着の生き方や精神性の中にこそ潜んでいそうだ。本書第一部の伝承、そして第二部

で取り上げた新しい知見は、私たちがアメリカ的と受けとめるものごとの多くに北米先住

民の影響があった可能性を指し示す。それがアメリカ(合衆国)的と見えるのは、200

年遡れば源流に触れられる若い歴史のせいかもしれない。だが、日本列島だって弥生

3000年の皮を剥けば、そのむこうに果てしない自由の原風景が広がっている。もち

ろん、こう言ったからといって縄文時代への逆もどりを主張したいわけではないし、ギリ

シャ・ローマの民主制にはじまり、ヨーロッパが中世から近代にかけて血みどろで生み

出した法治主義や議会制度のメカニズムを軽視するつもりもない。私たちの少なくとも

片足は、そうした西洋の民主的伝統を踏まえている。しかし、言葉のもっとも深い意味

での自由(リベラリズム)と民主主義(デモクラシー)が、すべての人が生まれながらに

してもつ<魂の自由と平等>に立脚することを現代の日本人は忘れがちだ。それを

“本来の民主精神”と呼ぶなら、イロコイ民主制はそのもっとも純粋な発展形態の一つ

かもしれない。・・・・・・・・本書あとがき 星川淳 より


イロコイ連邦の公式ホームページ

ポーラ・アンダーウッドのホームページ

魅せられたもの「未来を守る無名の戦士たち」1999.1.30を参照されたし


同じ著者による、10万年にも渡る一族の叡智の旅と未来の世界への想いを描いた

文献「一万年の旅路」、また真の「学び」とは何かを問いかけた「知恵の三つ編み」

という文献も是非参照してくださればと思います。また星野道夫氏と親交があった

リチャード・ネルソンの「内なる島 ワタリガラスの贈りもの」という文献は訳者が

翻訳されたものです。





この文献の詳細ページへ 「インディアンの夢のあと」 

 北米大陸に神話と遺跡を訪ねて 

徳井いつこ著 平凡社新書



「現代に生きるわれわれは鳥の移動(マイグレーション)の何たるかを知っています。

しかし、むかしの人々には、鳥の動きと季節の変化が偶然の一致以上の何かに思え

たかもしれない。季節の変化は鳥の仕業であるとでも。だいたい鳥が空を飛ぶこと自

体、奇跡的に思えたことでしょう。天空の彼方に消えていくさまは、メッセンジャーのよ

うに見えたかもしれません」・・・未知なる鳥、神秘なる鳥。そのシンボルを創造し、その

一部となって生きた人々のしあわせに思いを馳せる。鳥のすべてを知りつくしていると

信じているわれわれが、彼らのしあわせを経験することはないだろう。世界の神秘を

どんどん駆逐してきたわれわれは、もうどんなシンボルを生きることもできず、さえざ

えと見わたせる物質の荒野で道に迷っているのだ。(本書・飛翔する鳥より)



岩絵の中の聖霊たち、太陽と星を観測した窓、全長400メートルの巨大なヘビ。北米

各地の遺跡を訪ね、大地に刻まれた数々の印に、神話とそこに生きるインディアンの

人生観・世界観を描き出した文献である。このような遺跡を詳しく訪ね歩いた文献は、

日本で発行された文献の中でもそうないであろう貴重なものであるかも知れない。また

同じ著者による好著「スピリットの器」も是非参考にしていただけたらと思います。





この文献の詳細ページへ 「風のささやきを聴け」

今を生きるインディアンたちのスピリット

 チーワ・ジェームズ編 ハーディング・祥子訳 

めるくまーる



モードック族の血を引き、テレビのプロデューサーとしてナショナル・ゴールデンマイク賞

などを受賞した著者がアメリカ・カナダ先住民56人にインタビューした証言集である。

強制移住や同化政策などにより苦難の道を歩かされたインディアンの多くが、自己基

盤を失い、それらがもたらした病巣により彼らの社会や家庭を崩壊させている現実。

この厳しい現実に対して、自らがインディアンであるという自己基盤を取り戻した彼ら

の生き方と言葉は、いにしえの勇者に劣らない逞しさと誇りに満ちている。本書では、

いにしえのインディアンの言葉をも紹介しているが、この時を超えた教えと祈りは今で

もインディアンの魂に新たな息吹を吹きこんでいることを実感させてくれる好著である。



我々は生き、死に、

そして草木のように、墓の柔らかい土から新しく生まれ変わる。

石はぼろぼろに砕け、磨滅し、

信仰はカビが生えて忘れ去られたとしても、

そこにまた新しい信念が生まれる。

今たとえ、村の信仰が埃(ほこり)にまみれていたとしても、

それは再び木々のようによみがえるだろう。


オールド・ワン(ワナパム族) 本書より





この文献の詳細ページへ 「ホピ 神との契約」

この惑星を救う テククワ・イカチ という生き方

   トーマス・E・マイルス+ホピ最長老 ダン・エヴェヘマ   

林陽訳 徳間書店



「テククワ・イカチ」とは「大地に交わり生命を祝う」意味を持つもので、マサウの出現

(西暦1100年頃)によって与えられた指針である。勿論ホピは数千年も前からこの

生き方を守り、気が遠くなるような長い年月をかけてマサウの出現を待っていた。汚

れた第3の世界から脱出した人々は「シパプ」と呼ばれる穴から、現代の第4の世界

に出現し、創造主と最初の契約を交わす。その契約とはどんなに困難であろうとも、

どんなに時間がかかろうともマサウを探す旅を続けるというものである。そしてつい

にマサウを発見した彼らが受けた教え(預言、教示、警告)、それを綴ったものがこ

の「テククワ・イカチ」である。このマサウの教えから人々を引き離そうとする力が白

人だけでなく、ホピ自身の中からも現れることは預言にも書かれていることである

が、それは私たちが生きている第4世界の破滅をも意味しているのである。本書で

は「テククワ・イカチ」を公開するとともに、著者が長老たちの言葉や想いを代弁して

いる。しかし、ホピの生き方を徹底的に迫害したキリスト教、その信者である著者に

何故公開する手助けを求めたのだろう。ダン・エヴェヘマの真意はわからないが、

「テククワ・イカチ」にも書かれてあるように、異なる光があって初めて美しい虹が出

現することを身をもって示したかったのかも知れない。異なる宗教や精神文化の中

に、美しいものを感じとる澄んだ目がないところに平和と調和は宿らないのだから。



この本は、これらマサウから伝授された生き残りの秘密を広く世界に伝えようとの、

「真の」伝統派ホピ族の、最後の試みである。今や、真の伝統派ホピ族は数えるほど

になり、彼らの封印してきた奥義を外の世界に手渡す時が来た。ここに共著者として

名を連ねるダン・エヴェヘマは、最後の伝統派長老で、年齢は107歳にもなり、余命

幾ばくもない。彼が亡くなれば、後を引き継げる長老がいるかどうかも分からないと

言われる。「まことの」ホピ伝統派の最重要人物だ。「真の」、「まことの」と書いたの

は伝統派を自称する偽りのホピ部族会議と、明確に区別する必要があるからであ

る。今や、彼らは偽りの伝統を推進し始めている。本書は「ホピ族最後の警告」で

ある。その緊急性は郡を抜いている。起こりもしない出来事と年代を並べ立て、

預言そのものの価値をおとしめる愚行はひとつも犯していない。ホピの預言は、

同時に創造する預言でもある。私たちの生き方次第で、いずれ終焉を迎えるこの

世界の終わり方(変動の時期、進度、強度)を、いかようにもかたどれる。彼らは

それを「第五世界への美しい移行」と言っている。だが醜い移行も選択できる。

人類には選択の自由が与えられているので、未来は決定されていない。いずれに

するかは、私たちにかかっている。第四世界の終焉、あるいは第五世界の始まり

は、彼らの表現によれば、「あなたの生涯か、子の生涯か、孫の生涯か」である。

それは遠い先のことではない。私たち自身の家族の時代に起こるとホピの大聖者

は確信している。未来に真剣な興味を寄せる誰もが、本書を読むべきであろう。

本書の著者は元プロテスタント牧師で、今はホピ族の真の伝統を最もよく知る

バハナ(白人)研究者に数えられるにいたった。彼とダンとの共著の第一作、

「ホテヴィラ」は、ユネスコが率先して翻訳に着手するほど、優れた内容の大作と

なった。本書では、前作には書かれなかった、マサウの預言と警告の詳細が、

実践的に示されている。私たち日本人にも今できる、宗教を超越した、優しくも

強い生き方のエッセンスが充満している。それは、平和の中で世界を変える、

単純にして美しい、ホピ数千年の「生きた知恵の結晶」である。

(本書・まえがき 林陽)


HOPI MESSAGE FOR MANKIND 「テククワ・イカチ」原文(英語)

「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」を参照されたし

ドキュメンタリー映画「ホピの予言・人類滅亡・核時代の最終予言」を参照されたし

ホピ族の長老マーティン・ガスウィスーマから日本人への伝言

ホーク・フー・ハンツ・ウォーキング(歩きながら狩りをする鷹)からの手紙

「心に響く言葉」1997.6/20「シアトル首長の言葉」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1997.6/20「霊的な戦士」を参照されたし

雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし





この文献の詳細ページへ 「セイジを焚いて にほんの島の縁者たちへ」 

語り部 ナワ・カミッグ(北米先住民 アニシナベ族)

地球環境蘇生化実践協会


この小冊子には1999年1月に横浜で話したものと、日本各地を旅して回った際に

書き下ろした「ネイティブ・アメリカン:魂のいしずえ 聖なるいのちの輪のなかで」が

含まれています。彼の言葉は単純そのものですが、逆にそこに言葉のもつ魔法が

隠されていると感じられてなりませんでした。私自身遠くから彼の声や歌を聴いた

ことがありますが、とてもアメリカ・インディアン運動(AIM)の闘士であったことなど

想像できないくらい柔和な顔をしていることに驚いたものです。尚、この小冊子の

情報は実際に北海道にてスエットロッジなどを通してインディアンとの交流をされ

ている秋山さんから頂きました。


ナワ・カミッグ(デニス・バンクス)の詳しい生涯を記した文献「聖なる魂」を参照されたし

またこの小冊子は本屋では売られておりませんので、次の連絡先にお問い合わせ下さい。

地球環境蘇生化実践協会 Tel 03−3388−0692 Fax 03−3388−0693

ほびっと村(ナワ・プラサード)でも注文できます。





 「太陽が輝く天にかけて」 

 今に名を残す先住民首長たちの箴言と演説 

 ケント・ナーバーン編 澤西康史訳 中央アート出版 



この文献にはジョーゼフ首長、シアトル首長の演説が掲載されているほか、

「あるインディアンの魂」としてインディアンとして最初の医師となったスー族

のオヒエサの言葉が収録されている。





この写真集の詳細ページへ 「北米インディアン悲詩 エドワード・カーティス写真集」 

金関寿夫・横須賀孝弘 訳 富田虎男 監修 中上健次 解説

アボック社出版局



恐らく日本で初めてエドワード・カーティスの写真を紹介した文献であろう。

彼の代表作105点の写真と約20編の詩と説話を同時に収録している他、

「カーティス・その作品」「カーティスの人と生活」そして座談会「時代を映す

鏡・カーティスの視点をめぐって」の貴重な記事も盛り込まれている。この

座談会には、日本で最初に「ブラック・エルクは語る」を翻訳した弥永健一

氏や、「鷲の羽衣の女」のエレーヌ・アイアン クラウド女史、「米国先住民

の歴史」の清水知久氏、「アメリカ・インディアンの歴史」の富田虎男氏が

出席している。1984年発行(現在絶版)





この写真集の詳細ページへ 「インディアンは、決して嘘をつかない」 

ハービー・アーデン編著 矢鋪紀子訳

サンマーク出版



マシュー・キングの名前を初めて知ったのは「ネイティブ・アメリカン 叡智の

守りびと」という文献からであった。この文献は著者が多くの部族の長老へと

出向き、直接聞き取った素晴らしい文献であるが、この中にマシュー・キング

も紹介されていた。彼の歯に衣を着せない鋭い言葉がとても印象的だったの

を思い出す。そして同じ著者によるこの「インディアンは、決して嘘をつかない」

は、マシュー・キングが後の世の役に立つとトランクにしまってあった言葉を紹

介した、いわば彼の遺言である。無私の人として部族やインディアンのために

奔走してきた彼が、私たちのために残そうと思った言葉、そしてその想いが

この遺言に込められており、感銘を受けずにはいられない。



マシュー・キング(Mathew King)

ラコタ族の宗教儀式をつかさどる著名な酋長でありスポークスマン。

インディアン問題に取り組む「霊的な戦士」であり、1960年代後半に

始まったインディアンの権利回復運動における卓越したリーダーの

一人。そのメッセージは人類、国家、そして社会のあるべき姿を示唆

している(本書より引用)。1989年3月18日亡くなる。





この写真集の詳細ページへ 「アメリカン・インディアンの歌」 

ジョージ・W・クローニン編 渡辺信二訳

松柏社



この文献の偉大さは三つあります。一つは1918年に発行された本であるということ

(1892年のインディアン虐殺から26年後)、もう一つはこれがアメリカ文学界に影響

を与えた点。最後に一番重要なのだが、アメリカへの抵抗運動が姿を消した当時、

彼らインディアンが何を思い、戦い、祈りながら生きていたかということを垣間見るこ

とが出来る点であるかと思います。文字を持たないインディアンの口承文学(詩や

儀式の歌、昔話)を収集するため、インディアンの言語に堪能な複数の人間によって

なされた画期的な文献でありますし、数多くのインディアンの文献の中でも最も重要

な位置に占める文献の一つであることに疑いの余地はないと思います。


ここに翻訳した「アメリカン・インディアンの歌」は、「消えゆく民族」というイデオロギーが

一般化していた1918年に初版が出版されたが、その出版は、ひとつの出来事とみなされた。

なぜなら、これによって、インディアンの詩の関心が一気に、かつ、広く一般に喚起され、ひい

ては、詩人たちの興味、および、若い研究者の注目がインディアン文化・文学へ向かうためで

ある。本書「あとがきにかえて」より引用





この写真集の詳細ページへ 「ネイティブ・アメリカンの教え」 

写真 エドワード・S・カーティス 井上篤夫訳

ランダムハウス講談社



本書には、カーティスの写真作品中、とくに名作とされているものを中心に

収録した。添えられている言葉は、各部族の文化、信仰、教えを説くもので

あり、南北戦争の時代から1930年(「北米インディアン」完成の年)に生き

ていたネイティブ・アメリカンたちの肉声である。ここには、崇高かつ深遠な

ネイティブ・アメリカンの世界観が凝縮されている。言葉と写真に、かつて西

部の大地に生きていた彼ら一人ひとりの息吹を感じ取っていただきたい。

(本書 はじめにより引用)





この写真集の詳細ページへ 「月に映すあなたの一日」 

ネイティブ・アメリカンの364のことわざが示す今日を生きる指針

北山耕平 訳と編纂



ネイティブ・アメリカンの人たち一族には必ず月を数える人たちがいた。

彼らは毎日夜空を見て月を確かめ、満月になるとムーン・カウンティング・

スティックという棒に印を刻み込む。それが彼らの時の流れの計り方だっ

た。満月は二十八日で帰ってくるから、一年は三六四日、十三の月とい

うことになる。自然とともに生きてきたネイティブの人たちの暦の多くが、

一年を十三回の満月からなるものとしてみていることを忘れないで欲しい

との思いもあって、本書は一年を十三の満月として構成してある。古くか

ら今日まで伝えられているネイティブ・アメリカンの教えを一日ひとつひと

つ、着実にハートで学んでいくには、独自の時の流れのうえで生きてい

る自分を再発見する必要があるだろう。 (本書より引用)





この写真集の詳細ページへ 「ネイティブ・アメリカンの こころが よろこぶ ことば」 

しおうら しんたろう著

東京書籍



一万三千年ほど前に氷河期が終わり、その前後にアジア大陸からベーリング海

を渡ったネイティブ・アメリカンが、これまでの長い歴史の中で自然から学んだ

ことばが、世界の国境を越えて人類共通の財産になることばとなってほしいと

願っております。本書の中で、私はネイティブ・アメリカンのことばに対する自分

の感想を述べていますが、おそらく読者の中には違う感想を持たれる方もいる

だろうと思います。当然のことです。一人ひとり違う感想を持つことの多様性

は、人間の心の豊かさを感じさせてくれます。「こころが よろこぶ ことば」と

して挙げたこれらのことばの一番核になる部分を、感じていただければ嬉しく

思います。 (本書 あとがき より引用)







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