

アメリカ・インディアン(先住民族)に関する文献は過去から溯ると膨大な量にのぼり、その
全てを網羅することは出来ません。それは私がアメリカ・インディアンの魂に触れたのが約
15年前(私が36歳の時)と最近のことだからです。多くの文献が絶版になってしまった今で
は、これらの失ってしまった言葉に触れるのは困難かも知れません。ただ世界中でアメリカ
・インディアンを始めとして世界各地の先住民族がもつ叡智に、地球・人間破壊を救い出す
ものがあると感じる人々が増えています。遥か太古から心に刻まれつづけた彼らの声を真
剣に聴こうとする人々の手によって、今も多くの文献が生まれ続けていることはその証明だ
と感じています。また私自身これらの文献を再度読み直しているものがあり、その時感じられ
なかったものが今新たな響きをもって私自身の心を揺さぶっています。時間がかかるかも知
れませんが、新たに加筆していかねばと感じています。ただ残念なことに「リトル・トリー」に
代表される偽書がいくつか存在している事実があることを知っていただきたいと思います。
詳しくは
「インディアンの伝記や物語を記した文献」に書きましたが、現在においても先住
民族の魂への新たな侵略が産まれつづけているのも事実なのです。
分類した七つの項目をクリックすると詳しい文献の説明が出ますが、赤いタイトルの文献は
全国学校図書館推薦図書です。アメリカ・インディアン並びに世界各地の先住民族の方た
ちの祈りが現代に生きる多くの人たちの心にも根をおろし、真のあるべき未来を創造して
いくことを願わずにはいられません。またそれぞれの文献に対しての皆様のご感想や想い
を送ってくだされば幸いです。ここに紹介した文献の多くが絶版になってしまいましたが、次
のサイトで容易に見つけることが出来るかと思います。Amazon(日本最大級の新書・古書
を含む本屋)、日本の古本屋(日本各地の2700軒が出品)、新・源氏物語(古書検索)な
どを参考にしていただけたらと思います。各文献の紹介では最大級のAmazon(アマゾン)と
リンクしております。最後に皆様が本を選ぶ際の判断材料として、各文献からインディアンの
言葉や著者・訳者の言葉を引用させていただいておりますが、著作権などの絡みで問題が
あると感じられましたらご一報ください。迅速に対処させていただきます。
2000.7.25 K.Kazunori inori@aritearu.com



我が魂を聖地に埋めよ |
アメリカ・インディアン悲史 |
アメリカ・インディアン 死闘の歴史 |
アメリカ・インディアン 奪われた大地 |
そして名前だけが残った |
アメリカ・インディアンの現在 |
白人の国、インディアンの国土 |
アメリカ先住民の子供たち |
アメリカ・インディアンの歴史 |
大草原の小さな旅 |
写真集 世界の先住民族 危機にたつ人びと |
ハウ・コラ 大平原のスー族 |
増補 米国先住民の歴史 |
ネイティヴ・アメリカン 写真で綴る北アメリカ先住民史 |
ネイティヴ・アメリカンの文学(未読) |
アメリカ先住民アリゾナ・フェニックス・インディアン学校(未読) |
森林インディアン イロクォイ族の闘い(未読) |
アリストテレスとアメリカ・インディアン(未読) |
ウインター・カウント(未読) |
この大地、わが大地(未読) |
ゴースト・ダンス(未読) |
アメリカ先住民ウエスタン・ショショニの歴史(未読) |
アメリカ・インディアン史(未読) |
奪われた大陸(未読) |
アメリカ先住民の貢献(未読) |
先住民族 コロンブスと闘う人びとの歴史と現在(未読) |
アメリカ神話の解体 赤人革命論(未読) |
リムーヴァルズ 先住民と十九世紀アメリカ作家たち(未読) |
変貌する大地(未読) |
大地の手のなかで アメリカ先住民文学(未読) |
アメリカ先住民 民族再生にむけて(未読) |
太ったインディアンの警告(未読) |
ネイティブ・アメリカンの世界(未読) |
コロンブスが来てから 先住民の歴史と未来(未読) |
アメリカ・インディアン その生活と文化(未読) |
ズニ族の謎(未読) |
ネイティブ・アメリカン 先住民社会の現在(未読) |
|
購入していない新刊を含むインディアンの文献



ネイティブ・アメリカン 叡智の守りびと |
アメリカ先住民の神話伝説 |
インディアンの言葉 |
ホピ・宇宙からの予言 |
北米インディアン生活誌 |
ホピ・宇宙からの聖書 |
生命の織物 |
今日は死ぬのにもってこいの日 |
魔法としての言葉 |
アメリカ・インディアンの教え |
インディアンの大予言 |
今日という日は贈りもの |
シャイアン・インディアン 「祈り」 |
それでもあなたの道を行け |
一万年の旅路 |
知恵の三つ編み |
森と氷河と鯨 |
先住民族 - 地球環境の危機を語る |
アメリカ・インディアンの神話と伝説 |
ネイティブ・アメリカン 聖なる言葉 |
生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語 |
アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 |
ネイティブ・アメリカン 幸せの原点 |
俺の心は大地とひとつだ |
小さな国の大いなる知恵 |
インディアンの夢のあと |
風のささやきを聴け |
ホピ 神との契約 |
セイジを焚いて にほんの島の縁者たちへ |
ホピ語辞典 |
太陽が輝く天にかけて |
北米インディアン悲詩 エドワード・カーティス写真集 |
インディアンは、決して嘘をつかない |
アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え(未読) |
図説 世界の先住民族(未読) |
アメリカ・インディアンの神話 ナバホの創世物語 |
ナバホ「射弓の歌」の砂絵(未読) |
北米先住民ホティノンションーニ
イロクォイ 神話の研究(未読) |
自然の教科書(未読) |
ホワイト・バッファローの教え(未読) |
聖なる言の葉(未読) |
アメリカン・インディアンの歌 |
ネイティブ・アメリカンの教え |
月に映すあなたの一日 |
ジャンピング・マウス(未読) |
ネイティブ・アメリカンの こころが よろこぶ ことば |
夜明けへの道(未読) |
大地の声 アメリカ先住民の知恵のことば(未読) |
インディアンは笑う(未読) |
|
購入していない新刊を含むインディアンの文献



大地に抱かれて |
レッドマンのこころ |
パパラギ |
ビジュアル博物館 アメリカ・インディアン |
アメリカ先住民の精神世界 |
プレアデスの智恵 |
我らみな同胞 |
忘れられた道 |
インディアンの愛 |
インディアン・カントリー 心の紀行 |
風の智恵 |
ネイティブ・マインド |
ホピの聖地へ |
ホピ・精霊たちの台地 |
ホピ的感覚 |
ホピの国へ |
メディスン・ホィール |
コヨーテは赤い月に吠える |
アメリカ・インディアンの生活 |
スピリットの器 |
風の言葉を伝えて
ネイティブ・アメリカンの女たち |
蛇と太陽とコロンブス |
イニュニック(生命) |
Alaska 風のような物語 |
シャーマンの環 |
旅をする木 |
対訳 亀の島(Turtle Island) |
アメリカ先住民女性 大地に生きる女たち |
老女の聖なる贈りもの |
パウワウ アメリカン・インディアンの世界 |
大平原の戦士と女たち |
内なる島 ワタリガラスの贈りもの |
アメリカ・インディアンの世界 |
長い旅の途上 |
インディアンの生き方を学ぶ |
インディアンの生き方 |
ドリームキャッチャー |
インディアン・クラフト・ブック |
母なる風の教え |
トラッカー 聖なるサバイバル術 |
北米インディアン生活術 |
インディアンという生き方 夢にかよう魂 |
はるかなるオクラホマ
カイオワ族の物語と生活 |
ナバホへの旅 たましいの風景 |
鷲の羽衣の女 |
ナバホの大地へ |
聖なる旅の教え |
子どもの神秘生活 |
蛇儀礼 ヴァールブルク著作集7(未読) |
アメリカ・インディアンに学ぶ子育ての原点 |
滅びゆくことばを追って(未読) |
ユリイカ・特集アメリカ・インディアン(未読) |
ヘヤー・インディアンとその世界(未読) |
インディアンの声を聞け(未読) |
アメリカ先住民のすまい(未読) |
アメリカ・インディアン・HOWブック(未読) |
雨の匂いのする砂漠(未読) |
バナナとりんご サウスダコタ体験記(未読) |
ロックアート(未読) |
インディアンの知恵(未読) |
ホピ銀細工(未読) |
自分を信じて生きる(未読) |
ヤァッテ ナバホ(未読) |
母なる大地の声 プエブロの美術(未読) |
アメリカ・インディアンの知恵(未読) |
ラコタとナバホに恋をして(未読) |
オローニの日々(未読) |
イーグルに訊け(未読) |
アメリカ先住民の宗教(未読) |
大地の手のなかで アメリカ先住民文学(未読) |
インディアンは手で話す(未読) |
生き物として、忘れてはいけないこと |
大事なことはインディアンに学べ |
ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ジャパニーズ |
アメリカインディアン 聖なる言葉 |
パワー・オブ・ストーン 石の力と力の石(未読) |
ホピの太陽の下へ(未読) |
アメリカ・インディアン 笑って生きる知恵(未読) |
インディアン・カントリーへ(未読) |
クマとアメリカ・インディアンの暮らし(未読) |
民族の仮面(未読) |
湖のそばで暮らす
インディアンの友だちから教わったこと(未読) |
北西海岸インディアンの美術と文化(未読) |
アメリカ・インディアンの
心もからだもきれいになる教え(未読) |
癒しの料理法
ネイティブアメリカンからの贈り物(未読) |
ココペリの旅 |
糸ごよみ |
|
購入していない新刊を含むインディアンの文献



ローリング・サンダー |
レイム・ディアー(インディアン魂) |
聖なる魂 |
イシ・北米最後の野生インディアン |
セブン・アローズ |
インディアンに囚われた白人女性の物語 |
虹の戦士 |
ラコタ・ウーマン |
コヨーテを愛した少女 |
グラス・ダンサー |
三人の偉大なインディアン |
大酋長フィリップ王 |
リトル・トリー |
ジェロニモ |
魂の指導者 クロウ・ドッグ |
モホ・ワット 少女を救った少年の物語 |
ふたりの老女 |
スピリット・ソング |
グランドファーザー |
夜明けの少年 |
アンパオ 太陽と月と大地の物語 |
ナヤ・ヌキ 大草原を逃げ帰った少女 |
暁の星をおびて <幻の馬物語>Vol.3 |
ブラック・エルクは語る |
コヨーテ老人とともに |
アメリカの空へ サカジャウェア |
パスキ・ナナ ナゾをといた少女 |
熱きアラスカ魂 |
伝説のアメリカン・ヒーロー |
白い征服者との闘い |
孤独なインディアン |
グレイ・アウル 野性を生きた男 |
カナダのインディアンに伝わる30の話 |
アシハヤ イロコイに残された物語 |
星の少年 シャイアンに残された物語 |
鷲と少年 ズニに残された物語 |
ますらお クリンギットに残された物語 |
儀式(未読) |
あるインディアンの自伝(未読) |
明日はどの道を行こう サカジャウィア(未読) |
二人の小さな野蛮人(未読) |
白いインディアン(未読) |
輝く星 ホピの少年の物語(未読) |
夢を編む(未読) |
ポッツヌが生きた世界(未読) |
ハイアワサの歌(未読) |
オールド・マン・ハットの息子(未読) |
インディアン・キラー(未読) |
精霊と魔法使い |
スピリット島の少女(未読) |
シカ星 -アメリカ・インディアンはうたう |
野菜畑のインディアン(未読) |
ウォッキニ 幸せの内なる旅(未読) |
クレイジー・ホース(未読) |
購入していない新刊を含むインディアンの文献



シャーマニズムの精神人類学 |
図説 シャーマニズムの世界 |
ベロボディアの輪 |
アマゾンの呪術師(シャーマン) |
終りなき夢と闘い ブラック・エルクは語る |
シャーマンへの道 |
マヤ文明 聖なる時間の書 |
シャーマンの世界 |
母なる風の教え |
時の輪(未読) |
奄美 神々とともに暮らす島 |
チベットのシャーマン探検(未読) |
「ユタ」の黄金言葉 |
アーバン・シャーマン(未読) |
シャーマニズムの世界 |
境界を超えて(未読) |
シャーマンの弟子になった
民俗植物学者の話(未読) |
精霊の呼び声
アンデスの道を求めて(未読) |
奄美のシャーマニズム(未読) |
|
アイヌお産ばあちゃんのウパシクマ
伝承の知恵の記録(未読) |
|



森の思想が人類を救う |
センス・オブ・ワンダー |
森を守る文明・支配する文明 |
宗教の自殺 さまよえる日本人の魂 |
蛇と十字架 |
オーロラの彼方へ |
ラブ・ストーリー |
森に還る日 |
最後の楽園 |
祈りの木 |
ネイティブ・タイム(未読) 先住民の目で見た母なる島々の歴史 |
リグ・ヴェーダの智慧(未読)
アニミズムの深化のために |
世界樹木神話(未読) |
奄美 神々とともに暮らす島 |
アニミズムという希望(未読) |
|




(各文献の詳しい紹介は上の各項目及び絵本を参照され
たし、また下欄の書名をクリックすると表紙がでます。)
「シアトル首長の言葉」
雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし

インディアンの語られた言葉の中で、首長シアトルの言葉ほど感動
的で心に重く沈んでゆくものは、そう存在しないかもしれない。多くの
人たちがシアトル首長の言葉に霊感を得て、そしてそれを基底に置き
ながら新たなメッセージを創作していった。それぞれの訳は微妙な違
いがあるものの、どれをとっても首長シアトルの叫びが聞こえてくる
のは、実に不思議なことであり、この穏やかにして尊敬に値した首長
の魂が現代においても脈々と生き続けているのに驚きを隠すことが
出来ない。そこには悲痛な叫びと祈りが交差している。シアトル首長
は1786-1790頃に生まれスクオミッシュ/ドゥワミッシュ族連合の首
長であった。1850年代の中頃、ワシントンの政府は、打ちのめされ、
疲れ果てていたこの部族の土地を無理矢理買い上げ、彼らを居留地
へ行かせようとする。迫りくる文明の嵐を前にこれ以上の抵抗は無益
だと考えたシアトル首長は、ワシントン准州のインディアン担当長官を
前にして演説(手紙という説もある)するのだが、それがこの言葉であ
る。このインディアン言語で語られたものは、シアトル首長を良く知る
ヘンリー・A・スミスによって通訳され、1887年スミス版として出版され
る。1970年の「地球の日の集い」でそれが読み上げられた時、出席者
の一人のテッド・ペリーは深い感銘を受け、「Chief Seattle Message」
を創作する。上に紹介したものの中で、「どうやって空気を売るというの
か?」は最もオリジナルに近いとされている1931年のテキストの訳で
あるが、テッド・ペリー以降多くのヴァージョンが産み出されている。
1855年、シアトル首長はこの条約に署名し、部族を引き連れて居留地
へと移動し、1866年没する。(この文は上の文献を参考にしています)

シアトル首長のメッセージは、インディアン研究家、翻訳家、絵本作家、
カトリック司祭によって翻訳されているが、原文を忠実に書いたものは、
「どうやって空気を売るというのか?」(絵本)と「太陽が輝く天にかけて」
である。ただこの両者にも違いはあるのだが。しかし、その後の人々の
中にこの短いメッセージから霊感を受け、原文を基底に置きながら新た
な創作をしていった。しかし前にも書いたが、どの文献もシアトル首長
の叫びと祈りが込められている。絵本では「ブラザーイーグル・シスター
スカイ」「父は空・母は大地」が実に素晴らしい絵とともにこの言葉を載
せている。私自身「父は空・母は大地」の画を描いた篠崎正喜さんの原
画を見たことがあるが、その幻想的な絵は心に訴えかけてやまないもの
だった。この度、この絵本がCD-ROMとして発売されたが、原画に近い
発色を再び鑑賞することが出来るのは幸いである。最後に異色の存在
として押田成人神父というカトリック司祭が訳されたものが、「酋長の系
譜」という写真集に載せられている。押田神父は長野県高森に草庵を編
み、農耕生活を営み傍ら思想と祈りの日々を送るが、講演活動や瞑想
指導を通じて国際的指導者として内外に知られている。最後にインディ
アン研究家のスーザン・小山さんも訳書「我らみな同胞」の中のこの言
葉の一部を翻訳しているが、紹介した文献の全てにシアトル首長の息
が風のように体の中を、そして魂の奥深くへと吹きぬけていく。・・・
1997.10/25

深く心に刻まれた文献は、人それぞれの感性によって当然に異なりますので、
あくまでも参考程度にとどめておいて下されば幸いです。各文献の詳しい紹介
は上の各項目及び絵本を参照してください。また下欄の書名をクリックすると各
文献の表紙が出ます。聖なる魂との多くの実りある出会いが産まれますように。



アメリカ・インディアンに戻る
最初に戻る
サイトマップ