「アメリカ先住民アリゾナ・フェニックス・インディアン学校」

ロバート・A・トレナートJr著

斎藤省三訳 明石書店



全寮制のフェニックス・インディアン学校は職業教育を中心として、先住民の

子供を白人社会に同化させることを目的とした学校である。はじめの40年間、

主な目標はインディアンの若い子供を昔ながらの生活から切り離し、彼らを伝

統文化から遮断し、彼らに白人中産階級の価値観を植え込むことであった。

「同化」と一言で言っても、その意味するところは1890年から1930年にわ

たって繰り返し変わっている。絶えず変更される連邦政府の教育政策のお

かげで学校の目標がその時々によって変わってしまう。そういう意味では

学校運営も国家の動向と基本方針に左右されるものである。本書の基底

にあるものは変化してやまない同化教育の方針と、その方針が具体的に

フェニックス・インディアン学校にどのように適用されていったかの実態を

掘り下げ、報告することである。・・・・本書「まえがき」より引用







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