「スピリッツ・オブ・キャニオン」Spirits of the Canyon

アンヒンガ ANHINGA

品番・DJCP-50026

販売元・ビクターエンタテイメント(株) 発売元・ドーモレコード




1998年9月23日、日本の「ドーモレコード」よりインディアンの音楽CDが出

ました。販売元はビクターエンタテイメントで、今回は3枚のCDが発売されま

したが、インディアンの魂が遥か海を超えて私の心にこだまし、彼らに流れて

いる魂の源流のせせらぎの音が、遥か昔の太古の記憶をよび覚ましていくよ

うな感じでした。癒しやリラクゼーションの旋律には中々聴き取ることの出来な

い大地につながった魂の息吹、これこそインディアン音楽の真骨頂なのだと思

ます。以下に各CDの簡単な説明を書きますが、「ドーモレコード」の友広さんか

ら頂いたそれぞれのパンフレットを添付します。詳しくはこちらをご覧くだされば

と思います。またそれぞれのCDには曲の背景をインディアンの研究家であり、

彼らの人権運動にも参加されているスーザン小山さんがその入り口へと導いて

くれます。是非この心を潤す音楽に身を浸らせていただけたらと思います。

(K.K)





ANHINGAの二人が魅了された南西部のキャニオン(グランドキャニオン、キャニオン

デシェリ、プライスキャニオンなど)を音楽という絵の具によってそれらを讃え描写した

サウンドで、雄大なキャニオンのイメージが浮かんでくる。メンタルセラピストとして働い

ていた二人が、接する患者の多くが、暮らしている大都会の慌ただしく車に追いたて

られている生活より、魂にふれるような心落ち着く音楽を求めて完成させたグループ

である。

(DJCP-50026 ドーモレコード/ビクターより)



「スピリッツ・オブ・キャニオン」全7曲

1.シャーマニズム・ドリーム(キャニオン・デ・シェリ)

2.キャニオンの影(ブライスキャニオン)

3.舞い上がる鷲(グランド・キャニオン)

4.真夜中に駆ける馬(キャニオン・デ・シェリ)

5.聖なる岩山(モニュメントバレー)

6.アンヒンガ(キャニオン・デ・シェリ)

7.火の聖霊(ナバホランド・キームズ・キャニオン)



(ドーモレコードパンフレットより引用)


インディアンスタイルに憧れを持つ現代の10代、20代、彼らに熱く響くサウンドが登場。


ANHINGAの二人が魅了された南西部のキャニオン(グランドキャニオン、

キャニオンデシェリ、プライスキャニオン等の渓谷)を音楽という絵の具によ

ってそれらを賛え描写しており、どの曲からも雄大なキャニオンのイメージが

浮かんでくる。雄大なキャニオンに吹く乾いた風、そこにたたずむのは羽

をつけた西部劇に出てくるインディアンではなく、頭にバンダナ、はき古し

たジーンズの現代に生きるインディアンなのである。

ジーン・フリッツのアコースティックギターとサム・カルダレラのネイティブ

アメリカン・フルートの絡み合いに、今回ゲストのパーカッショニストのエリ

ック・カシラスが加わり、伝統音楽と今の音楽の良さが微妙に溶けあって

いる。ロックでも、ジャズでもポップスでも、またウエスタンでもない本物

のアメリカンサウンドを表現している。

フリッツはかつてヒューストンでいくつかのブルースバンドやロックバンドで

演奏しその名を広め、かたやカルダレラはいくつかのバンドでジャズトラン

ペットを吹いていた。だが、子供の頃からの友人である二人は、90年代の

はじめに米国南西部のスピリットに心を奪われ、フルートを特色とする、

ネイティブアメリカンを意識した音楽を演奏するようになった。

メンタルセラピストとして働いていた二人は、接する患者の多くが、暮らし

ている大都会の慌ただしく車に追い立てられている生活より、魂にふれる

ような心落ち着く音楽を求めていることを感じたこと。

そんな彼らの背景が、ネイティブアメリカン・サウンドと片づけられない新し

さを注入したサウンドとして完成させたのが、このアンヒンガである。









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