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各文献の前の
をクリックすると表紙並びに引用文が出ます。
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新正 卓 著 講談社 |
著者が合衆国全土を5年間に渡って撮影した286点の肖像写真集。
その顔には誇り高きもの、そして多くの写真家が彼らを「見世物」と
して撮ってきたことへの警戒感とが交差している。その表情すべての
中に、私はなんと表現していいのかわからないある勇気が湧き出て
くるものを感じた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先住民族につけられたインディアンの名称は、1492年、コロンブスのアメリカ発見時の
誤解から生まれた。そして、西へ西へと追い立てられ、居留地に囲い込まれた。ハリウッド
映画に見られるように、それぞれの時代で、インディアンは、アメリカ人が望むイメージに
合わせて描かれてきた。それらに迎合する人々も少なくはなかった。しかし、ここには、彼
らの愛する大地や空や水の輝き、輝く松葉、砂浜、奥深い森の霧、すべての切り透かし、
ハミングする虫たち、そして愛する人々、すなわち、インディアンのふつうの姿がある。
(本書・帯文より)
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北山耕平 訳 三五館 |
小さな小さな本だが、生きてゆく勇気を与えてくれる言葉と美しい写真集。
収録した写真は、シャイアンの住むロッキー山脈の東側に広がる大平原の風景。
「シャイアン(Cheyenne)は、スー族とならぶ大平原のインディアンを代表する
部族です。誇りと勇気とを重んじ、サンダンスと呼ばれる荘厳な儀式を今に伝え
ています。語り継がれた独自の自然観に基づいて美しく質素で精神的な暮らし
を送ってきました。ロッキー山脈の東麓、現在のカナダとアメリカの国境付近に
彼(女)らの国があります。不思議な力を持った美しい祈りの言葉を、いくつも
大切にしてきたことでも、知られています。」・・・・・・・同著あとがきより
「ネイティブ・マインド」、「ローリング・サンダー」、「インディアン魂(レイム・ディア)」、
「シャイアン・インディアン 祈り」、「虹の戦士」など数多くのインディアンに関する文献
を書いておられる北山耕平さんと奥様によるホームページです。このページにはホピ族
の指導者であったダン・カチョンバの「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」全文
が掲載されています。また「セイクリッド・ウエスト/ SACRED WEST」を通してインディアン
並びにそれを取り囲む世界を知ることが出来るでしょう。他に奥様によるアメリカの砂漠
と太平洋のロタ島の旅行記も興味深いものとなっています。私自身北山耕平さんから、
「リトル・トリー」の真実をはじめ、多くのことを教えていただいたことを感謝しています。
北山さんの最近の文献として、「アシハヤ」、「星の少年」、「鷲と少年」、「ますらお」、
「アメリカ・インディアンに学ぶ子育ての原点」などがあります。
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ミッシェル・ピクマル編 エドワード・S・カーティス写真 紀伊国屋書店 |
インディアンの感銘深い20の言葉と彼ら、消滅しつつある民族の生活を100
年前に切迫した思いで記録に留めようとしたカーティスの素晴らしい写真。
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アマゾン先住民からの伝言 写真・文 長倉洋海 福音館書店 |
この写真集はアメリカ・インディアンのものとは違い、アマゾン・インディオ
の大地の恵みに囲まれて生きる彼らの素朴な、そして雄弁で喜びに満ち
た表情を追いかけた素晴らしい写真集であるが、かつてアメリカ・インディ
アンもこのような生活を送っていたに違いない。この写真集には短いなが
らも先住民の方たちが持つ世界観・叡智が込められており、彼らの喜び
の表情そのものの中に限りなく深い精神の豊穣さを垣間見ることが出来
る。文明とは何か、人生とは何かをこの写真集は訴えかけてやまない。
鳥のように 静かに地上におりたち
静かに 飛び去っていく
それが インディオの生きかた
アユトン・クレナック(アマゾン先住民)
「きみが微笑む時」子どもたちの微笑みがひらく、大地と地球の明日を参照されたし
心に響く言葉「人間が好き」1998.5/08を参照されたし。
「アユトン・クレナックの言葉」を参照されたし
「鳥のように、川のように」森の哲人アユトンとの旅を参照されたし
「天空の果実」を参照されたし
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1862-1918 Chronicle Books |
「インディアンの森」という素晴らしいホームページで作者が
紹介していたインディアンの写真集。実際、これら昔のイン
ディアンを記録した写真集は貴重であると共に、その横顔
の雄々しさ、誇りたかさの影に血と涙で塗られた歴史が横
たわっているのを感じずにはいられない。
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EDWARD S. CURTIS THE COMPLETE PORTFOLIOS TASCHEN |
100年以上前にインディアンの魂に魅せられたカーティスの素晴らしい
写真を集めたもの。770ページ近くの分厚い本だが、今では見られな
いインディアンの貴重な姿と共にその叫びまで聞こえてくる写真集。
エドワード・S・カーティスは、1868年ウィスコンシン州に生まれ、1900年、三二歳のときに、
北部モンタナ州の平原インディアン、ブラックフット族のサン・ダンス集会に招かれたのをきっ
かけに、インディアン写真家として本格的な活動を始めた。初めの九年間は資金自己負担で
なんとか賄っていたが、そのうち当時の大統領であったセオドア・ルーズベルト等の関心を獲
得し、援助を受けること三〇年を経て、写真と記述による民族誌「北米インディアン」全二〇巻
を完成させた。前世紀末からインディアンは、また新たなる過酷な運命にさらされていた。18
87年のドーズ法により、指定居住区内の土地が個個のインディアンに割り当てられ、部族共
同体の解体によって、生活と文化が破壊されたうえ、白人文化への同化が強制された。カー
ティスの写真は、インディアンの中にはいり、「滅びゆく民」の生活をとどめようというはっきり
とした目的意識のもとに撮られている。そのために、そうしたインディアンをめぐる状況の悲惨
さをえぐるということより、消えゆくものの美と哀感をたくみな構成でとらえることに重点がおか
れている。彼が撮影したどの肖像を見ても明らかなように、被写体はカーティスを深く信頼して
いる。まるで彼のロマンティシズムを、インディアンが共有しているかのようである。もちろん、
そこに、彼ら民族のエトスの永遠の記念碑を築くというカーティスの役割への期待を見てとる
こともできる。「内部記録者によって撮られるべき“滅びゆく”インディアンを、征服者である白
人の側の一人、カーティスが写真機を向けたという根本的な矛盾」(中上健次氏)を抱えつつ
も、あらゆる意味でただの記録ではなく、彼自身による北米インディアンの過去の再構築を
試みたという点において、「北米インディアン」は、インディアンを撮影したその他の写真家の
作品とは明確に区別されるだろう。
「ユリイカ・特集アメリカ・インディアン」1992年3月号 青土社より
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ワタリガラスの伝説を求めて 星野道夫 文・写真 世界文化社 |
「ぼくは、深い森と氷河に覆われた太古の昔と何も変わらぬこの世界を、
神話の時代に生きた人々と同じ視線で旅をしてみたかった。この世の
創造主であるというワタリガラスの神話の世界に近づいてみたかった」
アラスカに伝わる創世神話はなぜかワタリガラスを主人公とした物語が
多い。アラスカの写真家として知られる著者が、かねてより関心を抱い
ていた”ワタリガラスの神話”をテーマに、南東アラスカの自然を旅した。
神話を追い求める著者の旅は、一人のインディアンとの出会いに始ま
り、それはやがてモンゴロイドの偉大な旅へとつながっていく。苔むし
た森、蒼い氷河、ザトウクジラの海。太古の気配を残す南東アラスカ
にワタリガラスの神話を追い、シベリアへと人類の足跡をたどる星野
が遺した最後の物語。(本書・帯文より)
星野道夫という魂から紡ぎだされた言葉並びに写真に秘められた視点は、
私たち日本人が忘れかけている太古の魂の記憶を甦らせてくれる。そし
てこのような星野の魂の遍歴はある一人のインディアンの男との出会いに
よって浄化され強められていく。星野の写真家としての作品にははっきり
とした意志が込められており、彼の視点が現代文明に浸っている私たち
の視点の座標軸をあるべき位置へと帰還させてくれる。この星野が残した
遺言に、そして先住民族の方たちが持つ世界観に、感謝と祈りと喜びが
存在していることを是非多くの方に知っていただけたらと思う。彼が残し
た遺言というべき数々の作品は、いつまでも私の心に生き続けるだろう。
星野氏の著作「イニュニック(生命)」、「Alaska 風のような物語」、「旅をする木」、「長い旅の途上」
「星野道夫の仕事 第1巻 カリブーの旅」、「星野道夫の仕事 第2巻 北極圏の生命」、
「星野道夫の仕事 第3巻 生きものたちの宇宙」、「星野道夫の仕事 第4巻 ワタリガラスの神話」
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星野道夫 写真・文 池澤夏樹 解説 三村淳 構成 朝日新聞社 |
星野道夫氏がワタリガラスの神話を追いかけるそれぞれの旅先で出合った生き物
たちの、遥か太古の昔から途絶えることのない生命力に満ちた姿とその大地を記し
した感動的な写真集である。氷河、トーテムポールとそれを創ったクリンギッド族、
フクロウ、森、ザトウクジラ、ラッコ、セイウチ、アザラシ、ハクトウワシ、グリズリー、
ブラックベア、そしてアラスカ先住民。これら全ての生き物がこの大地と海に育まれ
てきた。そしてこれらの生命との一瞬の出会いの中においてさえも、太古から未来
へと限りなく続く時空の深遠さが横たわり、私の心までこの渦巻きに飲み込まれる。
星野の関心がアラスカからシベリアの方に向かったのは、ワタリガラスだけが理由
ではなかったと思うが、しかしアラスカとシベリアの両方に同じようにワタリガラスの
神話があることに彼は強い関心を寄せていた。アラスカはじめアメリカ大陸の先住
民はかつてベーリング海がまだ歩いて渡れたころに、アジアから渡った人々の子孫
である。それから数千年の間、彼らは二つの大陸にはなればなれになりながら、ほ
ぼ同じ神話を保持してきた。その点に星野は心を動かされる。数千年という長い
時間の腐食作用に神話がそこまで抗しえたことに意味を見出す。われわれが持っ
ているような短いせせこましい物差しではなく、千年をあっさり跨ぐような長い物差
しを持った人々を彼は敬意の目で見た。(本書より 池澤夏樹)
星野氏の著作「森と氷河と鯨」、「イニュニック(生命)」、「旅をする木」、「長い旅の途上」
「星野道夫の仕事 第1巻 カリブーの旅」、「星野道夫の仕事 第2巻 北極圏の生命」、
「星野道夫の仕事 第3巻 生きものたちの宇宙」、「Alaska 風のような物語」
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大地に生きる女たち ダイアナ・スティア著 鈴木清史・渋谷瑞恵訳 明石書店 |
本書にちりばめられた先住民女性への賛歌の美しさは勿論のこと、古き時代の
インディアンの姿を記録したカーティスの写真などを通して、先住民女性の美しさ
や逞しさが強く心に伝わってくる文献である。また西洋的父系社会との対比をする
ことにより、彼ら先住民族の豊穣な精神世界が何故生まれたかをも考察し、私た
ちの未来へと向かうあるべき道を示している。
執筆を進めながら、わたしは先住民女性についての情報を集め、さらにおおくの質問
を先住民の友人に投げかけました。かれらは協力を惜しみませんでした。その作業の
なかでわたしがいたく驚いたのは、西洋的な父系社会と、アメリカ大陸で長年存在して
きた母系社会との大きな違いでした。先住民の人びとはお互いを、そして大地やすべて
の生き物を愛し慈しみます。それは、かれらを征服したヨーロッパ的な大量消費社会の
価値観とは対局にあるものでした。先住民社会のあいだで、「首長」は金持ちとはかぎ
らず、むしろ部族の人びとに尽くし責任を持つ人なのです。もしかすると、長い歴史と
高度に洗練された文化を持つ日本に住む読者の皆さんは、調和のとれた関係を至上
とするアメリカ先住民の人びとに何らかの類似性をみいだすことになるかもしれませ
ん。アメリカで本書が出版されてから2年が経ちました。おおくの読者から、女性が
中心的な役割を果たし、自然と共生してきた先住民文化に感銘したという声が届いて
います。危険に満ち、人間の制御が及ばないように思われる現代のアメリカ社会に
暮らしているせいか、相互に慈しみ、自分が誰かのために存在し社会に貢献でき、
子どもたちが愛される、そして何ごとも理由なく破壊されることのない社会について
知りたがっている人びとがおおくいたのかもしれません。(ダイアナ・スティア)
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アメリカン・インディアンの世界 写真・文 菊地東太 新潮社 |
アメリカ先住民のパウワウ、住居、食、ヒーリング、自然と人間について豊富な写真を
織り交ぜながら紹介している文献である。著者は27年にもわたってアメリカ先住民に
ついて取材し、特にナバホのトレーシー一家との深い交流により彼らの日常的な生活
の場面をも記録している興味深い文献である。
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写されたインディアン居留地の暮らし ダン・アードランド著 横須賀孝弘訳 社会評論社 |
1890年のウンデッド・ニーの虐殺により、白人によるインディアン戦争は終結した。
この時代のインディアンの誇り高い精神性を表現し垣間見ることができるものとして、
エドワード・カーティスの写真が有名であるが、この文献に紹介された多くの写真もま
た同じく貴重なものになるだろう。インディアン学校の教師の妻として居留地に赴き、
彼らインディアンと親密な交流を築き上げ、彼らの日常の生活にまでカメラを持ち込
むことが出来たジュリア。その被写体はスー族やシャイアン族のものが多いが、これ
らの人々は白人の同化政策により、その精神文化を急速に失いつつあった時代に
生きた人々であった。この貴重な写真を著者の言葉で語るなら、「ジュリア・トゥエル
と彼女のカメラは、まさに最後のチャンスに居合わせて、滔々たる小川に漂うかのご
とく目の前を足早に過ぎ去り、ほどなく永遠に失われようとしていたものを、かろうじ
て捕らえたものだった」。しかし、インディアンの聖なる輪は現代においても絶たれて
いない。スー族の聖者ブラック・エルクは未来への希望をこめて次のように祈った。
「いま一度、そして、おそらくこの世では最後に、私はあなたが授けた偉大なビジョン
を思いおこしている。あるいは聖なる木のどれか小さな根がまだ生きているかもしれ
ない。もしそうならば、それが葉を出し花を咲かせ、さえずる鳥で満ちあふれるように
なるようにその根を養いたまえ。私のためではなく、私の民のために聞きたまえ。私
は年老いている。聞きたまえ、彼らがまた聖なる輪に立ち帰り、善なる赤い道と、盾
となる木を見つけることができるように!」。私はこの文献の写真を見ながら、この
聖者の祈りの声を聞いたような気がしてならなかった。
訳者はNHKのテレビディレクターとして、「ウォッチング」「地球ファミリー」「生きもの地球
紀行」などの自然番組を中心に制作しており、著作家として「ハウ・コラ 大平原のスー族」、
「北米インディアン生活術」。訳書に「大平原の戦士と女たち」、「北米インディアン悲詩」(絶
版)、監修本に「北米インディアン生活誌」がある。尚、著者の横須賀孝弘さんは北米イン
ディアンに関する約350冊の文献の目録(1951-1998)を編集しており、彼らインディアンの
実像を理解しようと思う人たちには参考になるであろう。
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ワールド・ムック245 ワールドフォトプレス |
ニューメキシコ州サンタフェなどで現地取材し、著名なインディアン・ジュエリー・アーティスト
の作品を豊富な写真で紹介するに留まらず、その作品に込められた作者の想いや願い祈り
を伝える文献である。また本書ではインディアン・ジュエリーの本場サンタフェ並びに日本の
ジュエリー・ショップを詳しく紹介しており、インディアン・ジュエリーに関心がある方にとって
は価値ある文献と言えるでしょう。「今回の“インディアン・ジュエリー”発刊にあたり、ニュー
メキシコ州に住むプエブロ族のジュエラーたちに会うことができた。彼らは実に私たちを快く
迎え入れてくれた。日本では今インディアン・ジュエリーがとても人気がある、という話をした
ところ、誰もが“それは素晴らしい”と喜んだ。しかし“なぜ?”と逆に問い返してくる人もい
た。“私たちがジュエリーを作っている訳を知っているのか?” “日本人にはジュエリーに
込めた私たちのスピリットを理解することができるのか?” ファッションとしてインディアン・
ジュエリーを楽しむのもいいだろう。ただアーティストが何を祈り、何を願ってそのジュエリー
を作ったのか考えることができた時に初めて、インディアン・ジュエリーは私たちの中に深く
根ざすものとなるのではないだろうか。(本書より)」
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HASHI著 福武書店 |
1985年国連記念切手の表紙及び限定版アートワークの製作者として
異例の抜擢を受け、スティル・ライフ・フォトグラファーとしてアメリカの
広告写真界で不動の地位を築く著者によるアパッチ族の写真集。
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金関寿夫・横須賀孝弘 訳 富田虎男 監修 中上健次 解説 アボック社出版局 |
恐らく日本で初めてエドワード・カーティスの写真を紹介した文献であろう。
彼の代表作105点の写真と約20編の詩と説話を同時に収録している他、
「カーティス・その作品」「カーティスの人と生活」そして座談会「時代を映す
鏡・カーティスの視点をめぐって」の貴重な記事も盛り込まれている。この
座談会には、日本で最初に「ブラック・エルクは語る」を翻訳した弥永健一
氏や、「鷲の羽衣の女」のエレーヌ・アイアン クラウド女史、「米国先住民
の歴史」の清水知久氏、「アメリカ・インディアンの歴史」の富田虎男氏が
出席している。1984年発行(現在絶版)
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酋長シアトルからのメッセージ 絵 スーザン・ジェファーズ 訳 徳岡久生+中西敏夫 JULA出版 |
酋長シアトルの有名な演説は、部族の土地を手放すさいに、アメリカ政府と条約を
結ぶ場で行われたものである。人と自然との一体を説き、白人との平和を願うその
言葉は、年月を経るなかで何度も書きかえられ、また書き加えられたりもしている。
スーザン・ジェファーズの繊細だが力強い絵は、悲しみと希望を織りこんだ複雑な
情景をえがきだしていて、酋長シアトルの演説との組み合わせによってできあがっ
たこの絵本は、現代社会に生きるわたしたちにとって、あたかも警告と予言の言葉
のように鳴り響いき、時を得た説得力あるものとなっている。・・・・・・・・
(本書・アメリカの書評誌「ホーン・ブック」より)
この感動的な絵本はアメリカ書店業協会賞(ABBY賞)を受賞したものですが、その
絵の素晴らしさは、首長シアトルの言葉と見事に共鳴しあって読者を「あるべき世界」
へと導くものです。是非多くの方に、そして未来を担う子供たちに読んであげて下さい。
雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし
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寮 美千子 編・訳 篠崎正喜 画 パロル舎 |
シアトル首長の手紙(”インディアンの言葉”参照されたし)に美しい篠崎さんの
絵が18枚、収められている。相模原で篠崎さんの原画展があったが、それは
それは新鮮な空気を肺一杯吸い込んだような爽やか気持ちだった。なお、シア
トル首長の手紙の言葉は人の手から手へと伝えられた為、いくつかの異なった
ものが出ているが、寮さんが訳したものも深い感動を覚える。またこの素晴らし
い絵本が、CD-ROM版として発売されたが、原画に近い発色をしており、実に
見事な出来栄えである。心にいつまでも残る言葉と絵画である。・・・・・
雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし
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イエルク・シュタイナー 文 イエルク・ミュラー 絵 大島かおり訳 ほるぷ出版 |
傑作。物質文明の危機とその文明の名の下に搾取された人々の物語だが、人間の
暖かさと未来を感じさせる。構想力と絵が一体化しており、その表現力は胸を打つ。
この絵本はインディアンという特定の人々を主人公にして書かれていない。世界
各地の先住民族がもつ、大地に根をおろして生きることの大切さを切々と訴え
ている。素晴らしい絵本であると共に、現代の人間優位の物質文明に犯されて
いる我々への警鐘の書でもある。是非読んでいただきたい。・・・・・
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アメリカ・インディアンの詩 金関寿夫 訳 秋野亥左牟 絵 福音館書店 |
アメリカ・インディアンの詩は、著者が言っているように言葉の魔力を持って
おり、文明人の詩につきまとうこみいった飾りや理屈などはない。実に素朴
であり、大自然のあらゆるものへの感謝と慈愛に満ちている。そしてそれは
日々の現実の生活に密着したものであり、空想から発せられたものでない。
この絵本には、25の詩が載せられており、背景の絵も独特の強いタッチで
描かれているのは好感が持てる。・・・・・・・・・・・・・・・・
「アメリカ・インディアンの詩とは、人間と、宇宙のなかの、目に見えない存在
との間に交わされる伝達の手段なのだ」・アリス・フレッチャー(人類学者)
尚、アメリカ・インディアンの各部族が持つ詩の集大成と呼べる本が、
同じ著者の手で刊行されている。「魔法としての言葉」金関寿夫 思潮社
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ポール/ドロシー・ゴーブル 作 おおなか やえこ 訳 ほるぷ出版 |
インディアンの兄弟の二人は、ある日道に迷い夜をさまようが、オオカミに助けられる。
その話を聞いた部族の人々はオオカミの許へ行き感謝し、首長は聖なるパイプをふ
かし人間の兄弟であるオオカミとの平和と友情を誓う。しかし、白人の侵入と共に
オオカミは地球の奥深いすみかに入ってしまう。イギリス生れの著者はインディアン
の居留地に住んでいる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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ブラジル・インディオの神話と伝説 ヴァルデ=マール 再話・絵 永田銀子 訳 福音館書店 |
アメリカ・インディアンと同じく大地に根をおろして生き続けるブラジル・
インディオの人々に語り継がれてきた美しい神話と伝説はインディアン
のものと共通性が多い。大地の恵みを深く感謝して受け取ることが出
きる人々に国境・言葉の垣根は存在しないのだろう。またこの絵本に
はインディオの血をひく著者による実に美しい世界が描かれている。
「この木が天をささえている。わたしたちの部族がほろびる日が来たら、
わたしはこの木を引きぬくだろう。わたしがこの木を引きぬけば、天が
くずれ落ちてきて、あらゆる人々が姿を消す。すべての終わりが来る
のだ。」・・・同著の「シアナ・世界をささえる一本の木」より
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ヴィンフリード・ヴォルフ 文 ナタリー・ドロシー 絵 永野ゆう子 訳 ほるぷ出版 |
ひとりぼっちのインディアンの男の子リトル・ムーンは、両親と生き別れ村の人々からも
相手にされません。それはリトル・ムーンがこの村の仲間ではなかったからです。ある日
村の人はリトル・ムーンを残して出発してしまいます。リトル・ムーンは旅の途中で一人
のおばあさんに会い、長い冬をこのおばあさんと過ごします。そして別れの最後の日に、
おばあさんはリトル・ムーンに歌を唄って聞かせました。それは強くて勇敢な、そして人
を大切にするリトル・ムーンを称える歌でした。リトル・ムーンはまたひとりぼっちになっ
てしまいましたが、その胸に明るく大きな力が湧いてくるのを感じたのでした。・・・
インディアンの人々が他の部族の出身の人に対しても、分け隔てなく自分たちの家族と
して受け入れる優しい人々であったことはよく知られていることですが、この絵本の中
の設定はその逆です。また「おおかみ」に関しても、その狂暴さを強調しすぎている(北
米の狼は人間を襲わないということ)きらいはありますが、全体的に見てリトル・ムーン
の清らかな視点に、静かな感動を覚えてしまいました。・・・・・・・・・・・・・・
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アメリカインディアンのスピーチ 北山耕平 訳 田口富士雄 絵 新宿書房 |
このページで紹介している「ブラザーイーグル・シスタースカイ」「父は空・母は
大地」と同じように、首長シアトルの有名な演説を北山氏の訳と田口氏の絵で
構成している。北山氏が訳されたものは原文に最も忠実なものであり、その短
いながらも素朴な表現は多くの人に深い感銘を与え続けるだろう。・・・・・
雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし
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アメリカ・インディアン民話 秋野和子 再話 秋野亥左牟 画 福音館書店 |
アメリカ・インディアン、特にホピ族にとって「とうもろこし」は特別に神聖な植物
である。彼らにとってそれが主食という意味だけに留まらず、人間の体そのもの
を現していると言われており、儀式には欠かすことが出来ないものである。この
「とうもろこし」に関するアメリカ・インディアンのある美しい民話を描いている。
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ミスカ・マイルズ作 ピーター・パーノール絵 北面ジョーンズ和子訳 あすなろ書房 |
「死」とは何か? ナバホ・インディアンの人生観、自然観を通して、「死」とは何か、
子どもたちに静かに語りかける。ナバホ・インディアンの少女アニーは愛する祖母
の死が近づいたことを知り最初は恐れるが、祖母に自然の摂理を説かれ、やがて
はそれを受け入れる。少女にとってははじめての“身近な人の死”を通して心の成
長を描く。すべてのものには大地に帰る時がある。・・・・・・・本書より
同じくインディアンの死生観を記した文献「老女の聖なる贈りもの」を参照されたし
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ポール・ゴーブル文・絵 北山耕平訳 河出書房新社 |
とても美しい男と女のラブ・フルートにまつわる愛の物語。そしてその中に
もインディアンの精神世界がちりばめられている素晴らしい絵本ですが、
この本のもととなっているのがサンテ・ダコタ族に伝わる伝承「求愛の笛の
起源」というものです。じつに心あたたまる物語です。
昔は、夏の晩ともなると、縦笛の調べが聞こえてきました。愛の歌です。
周囲の松におおわれた山々や、草の生い茂る丘のあいだから、円陣
をなして建てられているティピの輪の中に、それは、そよ風にのって運
ばれてきました。そこでは若者たちが、愛する娘を思いながら、ラブ・
フルートを奏でています。娘たちは、両親の目が光っているにもかか
わらず、ティピのなかで、それが自分のことをいとおしく思う若者の奏
でている旋律であることを、知っていました。でも、いくら愛しあってい
ても、夜、陽が落ちてからは、ふたりが、いっしょにいることはゆるされ
ません。だから、縦笛の調べのなかで、ふたりのスピリットはひとつに
溶けあうのです。 (本書より)
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バージニア・グロスマン作 シルビア・ロング画 ぬくみ ちほ訳 パロル舎 |
乾いた風 砂漠の匂い まぶしい光
すべては大地の恵みから。時を越え守り伝えたインディアンたちの原風景
かわいい子うさぎたちが、色鮮やかな衣装をまとい、
軽妙なかぞえうたにのせて、10の部族の暮らしを紹介。
(本書・帯文より)
インディアンの10の部族の伝統衣装や日々の生活の様子を描いた作品。
それぞれの部族、スー、テワ、ユート、メノミニー、ブラックフット、ホピ、アラ
パホ、ネズパース、クワキウトル、ナバホの絵を解説を交えて紹介している。
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ジェラルド・マクダーモット作 神宮輝夫訳 ほるぷ出版 |
「昔、太陽の神が、いのちの力を一本の矢にかえ、大地に向けてとばしました。
矢はある村のひとりの娘にあたりました。いのちの矢を受けた娘は男の子を
生みました。男の子はすくすくと育ちましたが、子どもたちから“おやなし子”と
いじめられます。男の子はお父さんをさがしに出かけ、ある矢づくりの老人に
会いました。老人は、男の子が太陽の神の子だとわかり、男の子を一本の矢
にかえて太陽に向けてとばしたのです。・・・・アメリカのプエブロインディアン
の神話をテーマにして描き上げた、現代的センスにあふれた作品です。子ど
もだけでなく、大人の心もしっかりとらえる魅力にみちています。この作品は、
アメリカでもっとも権威のあるカルデコット賞(1975年度)を受賞しました。」
本書より引用。物語自体は特異なものではないが、その絵は素朴さを漂わ
せながらも強烈な個性が光るものであり、物語と共に心に飛び込んでやま
ない逸品である。
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レイフ・マーティン作 デイヴィッド・シャノン絵 常盤新平訳 岩崎書店 |
アメリカ北西岸に住んでいたチヌーク族の民話を基にして書かれた絵本
ですが、「昔人間と動物は同じ言葉で話していた」という世界各地に残さ
れている先住民の世界観を、実に感動的な挿絵と共に雄弁に語りあげ
ている傑作だと思います。特に最後の挿絵には心が慰められます。
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インディアンからの手紙 企画・翻訳: 寮美千子 画: 篠崎正喜 SMEインターメディア CD-ROM |
感動的なシアトル首長の言葉並びに篠崎さんの幻想的な画の絵本
「父は空・母は大地」をCD-ROM化したもので、原画に近い発色を
実現している傑作。ナレーションと共に読み進んでゆく機能、それ
ぞれの絵がエフェクト効果を使ったピクチャーモード、シアトル首長
の写真、翻訳した寮美千子さんがインディアンの土地を旅した時の
写真とエッセイなどが載せられている。また全編を通してインディア
ンの音楽が流れ、彼らの住む大地へと誘う。美しい画とともに、シア
トル首長の心の奥からの叫びと祈りを、どうか心に留めてください。
雑記帳「魅せられたもの」1998.4/20「父は空、母は大地」を参照されたし
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ジャストシステム 日本語版 CD-ROM |
1886年、ラコタ族のブルーイーグルが自分自身のビジョンを見つけるまでの美しい物語。
そして作画モードでは、60余りのキャラクターを好きに選び、オリジナルな絵が描け、完
成した絵には音や動きを付けることが出来るという優れもの。物語作成モードは、ラコタ
族のシンボルを使って、150種類もの短い物語が自由に作れる。白人が強制的にインディ
アンの子供たちを連れてきて、自分たちの言葉や文化を押し付けようとした、悪名高きイ
ンディアン学校の様子も写真を通して紹介されている。・・・・・・・・・・・・・・・・・
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Image Smith Inc 英語版 CD-ROM |
インディアンの太古から現代までの歴史・生活様式を豊富な写真・動画などで
詳しく説明している。それぞれの項目にはリンクがはられ、体系的に彼らの
文化を知ることが出来る。背景に流れるインディアンの音楽も素晴らしく、イ
ンディアンに関する百科事典とも呼ぶべき優れた構成である。ただこのソフト
は1995年に出されたもので、古い形式のQuick Time を使っているため
パソコンの設定を変更する必要がある場合もある。また現在でもこの英語版
のソフトが売られているかどうかは不明である。
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倉本聡・作 与勇輝・人形 大竹しのぶ・語り POLYSTAR CD-ROM |
北海道の森に棲むと言われている森の民ニングルの少年の胸ときめく
出会いと悲しい別れ、そして旅立ちを写真・声・音楽を絡ませて描く。
これはインディアンの物語ではないが、先住民族と呼ばれる人たちの
共通した世界観・宇宙観を背景にした感動的な物語である。倉本聡の
台本に、独自な世界を持つ人形作者として著名な与勇輝、そして大竹
しのぶの迫真の語りには涙が落ちるのを止めることが出来なかった。
「人間ハ森ノ神様ニ断リモセズ、勝手ニ樹ヲ伐ッテモイイノカ!!!」
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広川泰士 写真 真砂秀朗 音楽 Syn Forest CD-ROM |
世界各地(ネパール、タオス、屋久島、ヨルダン、オーストラリア、アラスカ)
の光の波動に満ちた大自然の息吹を感じさせる写真に、ネイティブアメリカン
フルートに魅せられた心地よい音色が、見事に共鳴しあった作品。 この Syn
Forest から出ている作品の多くは、実に素晴らしい。・・・・・・・・・・
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地球誕生の記憶を伝承する大地 写真 David Muench/Marc Muench 音楽 Sound Designers Union . SynForest CD-ROM |
アメリカ・インディアン最古の部族として、また「ホピの予言」として知られ
るホピ族や周辺諸部族の人々が、人類生誕の聖地・地球の中心として敬っ
ている聖地グランドキャニオンを定期的に巡礼していた。このグランドキャ
ニオンの神々しさを見事に表現している写真集であり、神々の存在を感じ
させてやまないものだが、この写真家たちの視点の高貴さ感受性の深さも
特筆すべきものであると思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・
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imagineer |
宇宙の空間を喜びに震えながら泳ぐクジラやイルカたち、そして母なる
大地にしっかりと抱かれた動物たちが生きることの讃歌を歌う画集。
この画集はただ環境破壊への警鐘にとどまらず、生命の讃歌という
祈りが満ち満ちている。この画家はアメリカ・インディアンの世界観と
同じ視点で見ることができる人であり、現代に失われた太古の調和
に溢れた感覚を呼び起こす。ラッセンも同じ手法の絵を画いている
が、何故か私にはシム・シメールの絵の方に吸い込まれてしまう。
この本は祈りです。わたしは絵と言葉で、この祈りを、あなたの心に届けたいと
思っています。地球のことを考えて、地球のことを愛し、生きもののことを考えて、
生きもののことを愛し、人間のことを考えて、人間のことを愛し、自分のことを考え
て、自分のことを愛する人。今こそ、そういう人たちが強く求められているのです。
「OUR HOME」シム・シメール画集 小学館 「私の祈り」より
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| 北アメリカ先住民族の芸術 PLANET ART CD-ROM |
インディアンに関する芸術作品100枚が収録しており、著作権
フリーであるため作品を自由に編集・加工することが出来る。
「アメリカ・インディアンの芸術」はここから引用しています。
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「ザイオン峡谷 神秘にあふれる谷」日本語版
「Zion Canyon : Treasure of the gods」 DVD |
インディアンの姿を記した映像(映画を含む)の中で不思議と心に残り続けて
きた唯一のものが、この「ザイオン・キャニオン 神々の宝」です。この映像
を最初に見たのはプラネタリウムのドームでしたが、その圧倒的な迫力と共
にインディアンの視点が根底に流れている物語性に虜になってしまいまし
た。この映像は40分ほどの長さしかありませんが、その美しさと内容の濃
さは私の心をひきつけて離そうとしません。
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「ビーバー~森に生きる天才エンジニア~」日本語版
Originally Created for Exhibition in IMAX Theaters DVD 1987年製作 |
インディアンが「小さなインディアン」と呼んでいたビーバー、この気高い魂の動物は、
インディアンと同様悲劇の歴史を背負うことになる。ビーバーの柔らかで丈夫である
毛皮を求めて大量殺戮が横行し、彼らの疑いを知らない性質も災いし絶滅寸前まで
追い込まれてしまったのである。この悲劇に立ち上がった一人の男、子供の頃から
インディアンになることに憧れていたスコットランド人のグレイ・アウル。今でいうとこ
ろの自然保護運動の先駆者であった彼はこの現実を西欧社会に訴え続けた。この
作品は一組のビーバーの生態を追ったもので、その構成並びに映像美には心打た
れてならない。またこの作品には1930年に撮られたグレイ・アウルとビーバーの
貴重な映像も残されている。
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日本語字幕 日本コロムビア株 |
最新アルバム「UNDER RUG SWEPT」が全世界で300万枚セールスを記録した
アラニス・モリセットの「ライブ・イン・ナバホ・ネイション」です。先住民に関心を
持った彼女がナバホ族の居留地を訪ねるものですが、彼女の歌の背景にナバ
ホの美しい大地が撮影され、ナバホ族たちの世界観・音楽なども紹介されてい
ます。私自身彼女のことは今まで知らなかったのですが、ナバホの美しい大地
をDVDならではの鮮明な映像で見ることが出来るものです。
アメリカ・インディアンのアメリカン・フルート奏者
Nakai による大地の
静かなる声。忘れ去られた太古のある感覚を思い起こさせる。
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1998年9月23日、日本の「ドーモレコード」よりインディアンの音楽CDが出
ました。販売元はビクターエンタテイメントで、今回は3枚のCDが発売され
ましたが、インディアンの魂が遥か海を超えて私の心にこだまし、彼らに流れ
ている魂の源流のせせらぎの音が、遥か昔の太古の記憶をよび覚ましていく
ような感じでした。癒しやリラクゼーションの旋律には中々聴き取ることの出来
ない大地につながった魂の息吹、これこそインディアン音楽の真骨頂なのだ
と思います。以下に各CDの簡単な説明を書きますが、「ドーモレコード」の
友広さんから頂いたそれぞれのパンフレットを添付します。詳しくはこちらを
ご覧くださればと思います。またそれぞれのCDには曲の背景をインディアン
の研究家であり、彼らの人権運動にも参加されているスーザン小山さんが
その入り口へと導いてくれます。是非この心を潤す音楽に身を浸らせてい
ただけたらと思います。また、EARTH LODGE(アースロッジ)という輸
入版のインディアン音楽を取り扱っているページをも参考にしてください。
「Gathering
of Shamen / Native Flute Ensemble」
アメリカでもベストセラーを記録した商品で、伝統的な
ネイティブアメリカン音楽にシンセといった現代風なタッ
チをいち早く取り入れたグループで、注目はエリック・カ
シラス(メスティーソの血を引くインディアン)で、パワー
サイトで繰り広げられる儀式や祭祀へ誘ってくれるCD
です。(DJCP-50027 ドーモレコード/ビクターより)
「Spirit
Feathers / Mesa Music Consort」
このアルバムもベストセラーを記録したアルバムで、鳥と
動物と人間が同じ言葉を話してたという、ネイティブアメ
リカンの伝説上の神話の時代へタイムトリップさせてくれ
るアルバム。前述のエリック・カシラスの他に、ベン・タベ
ラ・キングというネイティブアメリカンミュージックのベラ・
キングというネイティブアメリカンミュージックの著名な
ミュージシャンが参加。このアルバムと、前述のアルバム
には、アメリカインディアンの研究家として知られ、彼ら
の人権運動にも参加されているスーザン小山氏がライ
ナーノーツを書いていただいています。
(DJCP-50028 ドーモレコード/ビクターより)
「Spirits
of the Canyon / ANHINGA」
ANHINGAの二人が魅了された南西部のキャニオン(グラ
ンドキャニオン、キャニオンデシェリ、プライスキャニオンな
ど)を音楽という絵の具によってそれらを讃え描写したサウ
ンドで、雄大なキャニオンのイメージが浮かんでくる。メンタ
ルセラピストとして働いていた二人が、接する患者の多くが、
暮らしている大都会の慌ただしく車に追いたてられている生
活より、魂にふれるような心落ち着く音楽を求めて完成させ
たグループである。
(DJCP-50026 ドーモレコード/ビクターより)
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インディアンに関する音楽の情報は次のホームページも是非ご覧ください。
インディアン文化に魅せられ、居留地の部族大学に通い伝統文化を深く
学んだ作者による素晴らしいホームページ。特に自ら全国各地で演奏す
るインディアン・フルートやインディアンに関する音楽、ビーズワークに精
通しページ上で通信販売も出来る。また好著「ネイティブ・アメリカン=叡
知の守り人」や「風の言葉を伝えて=ネイティブ・アメリカンの女たち」とい
う文献を翻訳し日本に紹介している。インディアン関連商品も多く掲載さ
れ、インディアンに関する文化や歴史の情報にも詳しい優れたページ。
私自身インディアンに関する映画はつい最近見た「ダンス・ウィズ・ウルブス」
「ネイティブ・ハート」「心の指紋」「スモーク・シグナルズ」「サンダーハート」、
そして全天周映画「ザイオンキャニオン」や昔テレビで見た西部劇ぐらいしか
ない。ただ最近のインディアンに関する映画の傑作と一般的に呼ばれている
「ダンス・ウィズ・ウルブス」、そしてシャイアン族を描いた「ネイティブ・ハート」
を見終わった後、複雑な気持ちにさせられたのは私だけではないかも知れな
い。確かにこの二つの映画の中では、初期の西部劇の中で見られた残虐な
インディアン像という誤った視点から180度方向転換しており、白人自身が多くの
何百万人というインディアンを直接・間接的に虐殺してきた正しい歴史認識が
確認されている。だがこのような流れを見て、インディアンと白人が現在におい
て互いを理解し合い、友好関係を結びつつあると結論するのは、余りにも短絡的
すぎることだと思う。実際これらの最近の映画を見てそのように思われた方も多
いに違いない。ただこれらの映画に共通しているのは、インディアンの世界観・
宇宙観というインディアンを語る上で最も欠くことが出来ない根幹部分が欠如し
ており、白人が哀れなインディアンのために命を賭けて立ち上がるという構図か
ら抜け出すことが出来ないところにある。その意味でインディアンの視点に立っ
た「スモーク・シグナルズ」「サンダーハート」「ザイオンキャニオン」は特筆すべ
き作品だと感じられてならない。しかし何故、白人は前述した構図から抜け出す
ことが出来ないのであろう。それは「アメリカ・インディアン悲史」を書いた藤永
茂氏が的確に表現しているので引用したい。
「インディアンについては、アメリカ人は本能的に、ある「おそれ」を持ち続け
け今日に至っている。それは、自分達の幸福論と本質的に対峙する幸福論
によって生き、しかも自分達よりもあるいは幸せであったかもしれない人間
達を、まず力によってみじめま状態に追込み、そして殺してしまったらしいと
いう不安であった。」・・・・「アメリカ・インディアン悲史」より
恐らく白人はその罪の重さに耐え切れないでいる。そして過去を自分の記憶か
ら無理に葬り去るか、或いは傍観者という立場でこの底が見えない崖を飛び
越え、いかにも自分はインディアンの生きかたを認めているという態度をとる
のか、そして最後に自分自身がこの崖を降りてゆき、その降りた次元から改
めてインディアンの視点を理解しようとする誠実な態度をとるのか。私はこれ
らの映画が取っている態度は、二つ目の傍観者のものであるような気がして
ならない。だからこそインディアンの世界観・宇宙観を、その映画という作品
に投影することが出来ず、主人公である白人の勇気や優しさを称えたものに
終始してゆくのだろう。スーザン小山さんの力作「アメリカ・インディアン死闘
の歴史」に書かれてあるが、「ダンス・ウィズ・ウルブス」の監督・主演を務め
たケヴィン・コスナーはダコタ族に同情的な映画を造りはしたが、その後、
ダコタ族の聖地と呼ばれるブラックヒルという場所の一部を連邦政府から買
い取り、賭博場を経営しているという。傍観者が持つところの偽善が最もあ
からさまに現れた例と言えるだろう。そしてこれこそが現在のインディアンと
白人の関係を見事に言い表していると縮図と言っても過言ではない。これは
映画に限らずインディアンに関する文献にも暗い影を落とし、名誉と富のた
めに捏造したインディアンの魂を真実なものとして売り飛ばしている現実が
ある。この現代においてもインディアンは形を変えた新たな侵略にさらされ
ているのである。
たこの映像に釘付けになった感動を 今も忘れることは出来ない。迫力ある 映像と、インディアンの世界観が見事 に調和した傑作。 ザイオン峡谷の荘厳で壮大な自然を 捉えている。その神秘さは、アメリカ 原住民が人類が誕生した聖なる地と 信じているほど。米国大陸特有の大 自然を満喫できる。 (「GAGAデータベース」より引用) |
映画を作った最初の金字塔的作品。 大きな起伏はないが、インディアン 青年の心の変化を、インディアンの 世界観の中で静かに追った心にし みる作品。 によるロードムービー。憎んでいた 父の遺灰を引き取る旅に出た青年 の心の成長を描く。 (「VIDEO INSIDER JAPAN」データ ベースより引用) |
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サウス・ダコタのインディアン居留地で 発生した殺人事件の謎に迫るサスペン スアクション。ヴァル・キルマー、サム・ シェパードほか出演。 (「Oricon」データベースより引用) |
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を、最新のVFXを駆使して圧倒的な スケールで魅せるファンタジーアドベ ンチャー。ネイティブアメリカンの老人 が、孫と共部族の式典のために旅に 出る。道中、老人は孫にさまざまな 古代の神話を話して聞かせる。 (「GAGAデータベース」より引用) |
れた男の半生を描いた西部劇。幼い 頃に両親を殺され、インディアンに育 てられた白人男性・ジャックが、白人 社会とインディアン社会を股に掛けて 生きる姿を描く。 (「GAGAデータベース」より引用) |
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第1回監督主演作品で、アカデミー賞 作品、監督、脚本、音楽賞など7部門 を制覇、またベルリン映画祭でも銀熊 賞を受賞したスペクタクル西部史劇。 南北戦争で英雄となった北軍中尉 ジョン(K・コスナー)は、戦後フロンティ アを夢見てダコタ最西部の砦に赴任し、 ネイティヴ・アメリカンのスー族と親しく なり、やがて彼らから「狼と踊る男」と 称されるようになる…。 白人側からではなく、あくまでもネイ ティヴの側からアメリカ史を見つめつつ、 西部劇ならではの景観とスペクタクル 性を同居させた、堂々たる一大エンタテ インメント大作に仕上がっているのは、 やはり映画人コスナーの真摯な姿勢ゆ えだろう。スー族の「蹴る鳥」に扮した グレアム・グリーンが素晴らしい演技を 見せる。(的田也寸志) (Amazon.co.jpより引用) |
少年が主治医であるエリート医師を誘拐 し、伝説の「聖なる山と湖」を目指す旅を 描いた、ウディ・ハレルソン、ジョン・セダ 共演による感動の人間ドラマ。 (「Oricon」データベースより引用) |
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