未来をまもる子どもたちへ



Astronomy Picture of the Day Archive APOD: 2012 October 24 - NGC 206 and the Star Clouds of Andromeda

アンドロメダ銀河の腕の中にある青く輝く星団NGC206。この星団は

生まれてから1000万年未満の若い星々で、幅が約4000光年あります。


双眼鏡で見る秋の星空・M31(アンドロメダ大星雲)、M32、M110(渦巻き銀河) アンドロメダ座 に戻る。



2012年6月9日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。





40億年後の地球



250万光年も離れているアンドロメダ座大銀河は時速40万kmで、天の川銀河に近づいてきています。



そして40億年後に天の川銀河に衝突します。



そのシュミレーションがこの画像ですが、40億年後の人類、いや人類も進化の過程の通過点だとすれば、

どのような生物がこの光景を目にすることが出来るでしょうか。



私たちとは全く異なる体つきをしているのか、またその心は何を感じているのか。



進化論が正しいにせよ誤りにせよ、何らかの方向性を生物は与えられているように感じるときがあります。



私は古代の人より現代人が科学の面で進化しているものの、自然と人、人と人の絆は逆に退化している

ように思います。



与えられた方向性とは違う軌道を科学がとるとき、生物の取り囲む環境は物質的にも精神的にも混沌の

中に彷徨うことになるのかも知れません。



40億年後の生物、その生物は現在の混沌をさらに深めているのか、それともこのアンドロメダ座大銀河と

天の川銀河の衝突のように再び一つの身体になっているのか。



それを決めていくのは、現在の私たち一人一人なのかも知れません。




(K.K)



 


2012年2月2日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。

画像省略

20億年後の地球の想像図



手前に見えるのが地球、右に見えるのが太陽、画面に大きく映し出されているのがアンドロメダ

座大銀河(M31)
です。



実はアンドロメダ座大銀河と私たちの天の川銀河は30億年後には衝突すると考えられています。

現在二つの銀河は秒速約300kmという速さで近づきつつあり、上の画像は衝突する10億年前

(今から20億年後)の姿です。



20億年後、もし人類がいたら天空に壮大な眺めを目にすると思いますが、太陽系にとっては衝突

により銀河の端に飛ばされてしまいます。



そして二つの銀河が完全に合体する50億年後には、赤色巨星となった太陽がその寿命を終え

ようとし、地球を含む他の惑星も飲み込まれていることでしょう。



アンドロメダ座大銀河は、肉眼でも見ることが出来ます。私の住んでいる厚木でもぼぅとながら

確認することが出来ます。ただ、写真集で見るような鮮明な姿ではありません。



今見ているアンドロメダ座大銀河の光は230万年前のもので、アフリカで生まれた初期の人類

アウストラロピテクスが生きていた時代に旅立ったものです。人類はこの頃から石器を使用し

たようです。



日本では丹沢山地の巨大噴火(250万年前)がありました。これは1707年の富士山・宝永噴火

に匹敵する大噴火で、当時は海だった関東平野一帯に火山灰が降り積もり、平野の土台を形

成する厚い地層の一部をつくったと言われています。



また約200万年前には、フィリピン海プレートにあった伊豆半島がアジアプレートにある本州に

衝突し、富士山が生まれたと言われています。



☆☆☆☆


「われわれはなぜ死ぬのか 死の生命科学」柳澤桂子著 より引用



36億年の間複製されてきたDNAは、私の生の終わりとともにその長い歴史の幕を閉じようと

している。その一部は子や孫のからだのなかで複製されつづける。36億年間書き継がれた

詩は、最後の一行を生殖細胞に残して私とともにこの世から消え去ろうとしている。



生命の歴史の一瞬に存在し得た軌跡を思うとき、私は宇宙のふところに優しく抱き上げられ、

ジプシー占いの水晶玉のように白く輝いて、宇宙の光に融和しつくすのである。



☆☆☆☆



(K.K)



 







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