未来をまもる子どもたちへ




上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空・ふくろう星団=E.T.星団 NGC457(散開星団) カシオペヤ座。

距離・・・7922光年



上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです

ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。


 




今から7922年前の世界とは?(2011年基点)

遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に
映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。


 


BC6000頃 南ロシア・ギリシャへ農耕が伝わる
 
BC5000頃 テワカンでトウモロコシ栽培


 


「ZION CANYON 神々の宝」DVDの映像より



「アメリカ先住民の貢献」ジャック・M・ウェザーフォード著 小池佑二訳 パピルス 
以下、訳者「あとがき」より引用。


「アメリカ先住民の貢献」は、この表題からも明らかなように、アメリカ大陸の

先住民であるインディアンとかインディオと呼ばれる人々が、世界中に数多くの

贈り物を与え、いかに世界の文明の進歩に貢献したかについての著者の知見

を、様々な方面から叙述した著作である。1992年にコロンブスのアメリカ大陸

「発見」からちょうど500年を迎えたが、新大陸が旧大陸に及ぼした影響に関し

ては、これまで断片的な著作・記述はあっても、本書のように多岐にわたる影響

をまとめた著作はなかったと言えよう。その意味で、両大陸間の交流史に関す

る優れた書物ともなっている。米国で刊行されると少なからぬ反響を呼び、この

種の本としては異例の売行を示したというのもうなずける。ところで、原題の

「インディアン・ギヴァー」という言葉は、米口語で、「返礼を目当てに(あるいは

その品を返してもらうつもりで)贈り物をする人」を意味するのだそうで、したがっ

て著者は、こお否定的な言葉を逆手にとって自著のタイトルにしている。実際に

はアメリカ大陸先住民は、世界の文明にあれほど貢献したにもかかわらず、そ

の功績が認められることもなく、却って虐待され無視されてきたのである。(中略)

さて、トウモロコシやジャガイモ、トマト、チリ、トウガラシ、タバコなどのアメリカ

大陸原産の作物が、ここ500年間に地球上の各地に広まり、旧大陸の住民も

大いに恩恵を蒙っていることは、よく知られた事実である。だが、アメリカ大陸

の先住民が世界に与えた贈り物は、そのような栽培植物だけに留まらない。

著者はまずボリビアのポトシ鉱山の銀から説き起こし、北米の毛布、新大陸産

の木綿、染料、ゴム、またジャガイモ、トウモロコシに加えて、やはりアメリカ大

陸原産のマニオク、サツマイモ、さらにはチリ・トウガラシ、トマトなどの野菜

(調味料)にまで話が及んでいく。これらの品々は、ヨーロッパにおいて資本主

義の勃興、産業革命、人口増加、料理革命などを惹き起こす重大な要因に

なったのである。一方、そのような原材料でなく、先住民の農耕技術や社会

形態の優れた特徴をも採りあげ、特に後者がヨーロッパ思想界やヨーロッパ

入植者に与えた影響を詳述し、中でも北米のイロクォイ同盟の政治機構と米国

の憲法との間の密接なつながりに言及する。







「このほか小口径むきのものとしてNGC113、146、457、663などがあります。

ただし、いずれも小さく中にはこれが星団だろうかと思われるほどまばらなものも

あります。」

「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用


「カシオペヤ座γ星の南東約4°にあるφ星(5等)の北西に広がる散開星団。

双眼鏡ではφ星を取り巻く星雲状に見え、20cmでは、φ星の脇に数十個の平た

い三角形に、集まっているようすを見ることができる。数個のオレンジ色の星を

さがしてみよう。」

「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用


「φをとりかこむ星団。」

「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用


 


The ET Cluster NGC 457. FA より引用


NGC457 より引用



2012年11月1日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



カシオペヤ座に位置するIC1805「心と魂の星雲」(Heart and Soul Nebulas)で、

地球から6000年離れた距離にあります。この写真は赤外線で撮られたもので、

星雲の幅は300光年に広がっています。まるで二つの心臓のようですね。


写真とは違いますが、カシオペヤ座には「E.T.星団」というスピルバーグの映画

にちなんだ面白い星団があり、少し大きめの双眼鏡で宇宙人E.T.に似た姿を

見ることが出来ます。




「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用







双眼鏡で見る春の星空 双眼鏡で見る夏の星空

双眼鏡で見る秋の星空 双眼鏡で見る冬の星空

天体観測に適した小・中口径の双眼鏡

天体観測に適した大口径の双眼鏡

(映し出されるまで時間がかかる場合があります)

いい双眼鏡とはどんなもの

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