
「聖フランシスコの小さき花」 光明社



聖フランシスコとどんな場で人は出会うのだろう。
ある人は映画を通して、ある人は教会を通して、そ
してある人は自然への畏敬を通して聖フランシスコ
に出会うのかも知れない。出会う道はそれぞれ違
うものであっても、聖フランシスコについてもっと知り
たいと思い願う人には、この文献は避けては通れな
いものかも知れない。ここに聖フランシスコの魂が、
そして彼の兄弟たちの魂が輝いているからである。
もし聖フランシスコに関心を寄せる人がいたら、先
ず何よりもこの文献を読んでいただきたい。
(K.K)
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宗教文学上の一傑作として、世界各国に翻訳され、広く人々に愛読されているが、(中略) 「小さき花」の著者がだれであるかは明らかではない。しかしもちろんフランシスコ会の一 修道者に相違あるまい。中世紀にはけんそんによる、このような無名執筆が数多くあった。 なお書かれた年代も明らかではないが、十三世紀の末か十四世紀の初め、すなわち聖フラン シスコの帰天後八十年を経たころと推定されている。「小さき花」の内容については、ある 文学者の評に「これらの物語には楽園の芳香がただよっている」とあるが、実際敬虔素朴な 聖フランシスコならびにその弟子たちの言行は、この世のものとも思われないほど清く高く 、信仰生活のこよなきかがみと言うことができるであろう。・・・・・同著 はしがきより
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