「こころの本」

絵馬師 殿村進 宙(おおぞら)出版 より










生きる勇気と希望が湧いてくる言葉が、素朴なお地蔵さんの絵と共に心に響いてやまない

素晴らしい本です。この六冊に収められている言葉は勿論のこと、その言葉に添えられて

いるお地蔵さんの絵と、優しく力強い書体には心を打たれてしまいます。つらく悲しく、苦し

い時、どうかこの本から生きる勇気と希望を見つけてください。

(K.K)







梅花、雪に和す。


重く冷たい雪の中、

そのきびしい寒さにも負けず、

凛(りん)と咲く梅の花に学べ。

人を豊かに力強く育ててくれるものは、

順境よりも、

むしろ失敗であり、

不幸であり、病気である。

不幸にあったら不幸を、

苦労したら苦労を

師として学べ。







いたるところに幸福の花は咲く。


貧乏より金持ちの方がよい。

病気より健康の方がよいに決まっているが、

病気になったら病気のままに、

貧しければ貧しいままに、

見えを捨て、こだわりを捨てて、

いまの不遇を受けて立て。

病気のおかげ、貧乏のおかげで知る

真の生きる喜びだってある。

あれがなければなどという条件つきの幸福など

本物ではないとわかれば、

いつでもどこでも春の花







人の心の奥に、

鬼と佛と。


憎めば憎まれ疑えば疑られる。

相手の鬼と交われば、

こっちも鬼になり下る。

言いたい人には言わせておけばいい。

人の心に棲む鬼は、そっと笑い払って、

相手の仏心と自分の仏心の会う日を

辛抱づよく待ちましょう。

尽くしても尽くされないかも知れないけれど、

相手の仏心を信じてよい出会いの日を

明るく待とう。







今生の栄えを

想わず


後の世の

花となれ







「雪割地蔵」・ながい苦労が花ひらく

「夢叶地蔵」・人生できないことはない

「花咲地蔵」・花がこんなにも美しいのは、無心に咲くからだ

「道づれ地蔵」・ながした涙の数だけ人間は強くなる

「龍のり地蔵」・人生いたるところ、春ならざるはなし

「ちいさな祈り 稚児地蔵の世界」参照されたし




心に響く言葉・「お地蔵さん」2000.3/8を参照されたし


七沢森林公園 順礼峠のお地蔵さん

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