|
アリョーヒンが同時代に活躍した名人達の試合107局(アリョーヒン自身の棋譜は30局)
を詳しく分析した好著。カパブランカ、ケレス、ボゴリュボフ、タルタコワ、レシェフスキーなど
著名な名人や、それ以外の名人たちの局も数多く分析されている。この文献が偉大なと
ころは、1945年、すなわちアリョーヒンが亡くなる1年前までの試合が紹介されていること
で、如何にアリョーヒンが死の直前まで他の棋士達が残した試合の研究に没頭していた
かを垣間見ることができるのではないだろうか。本書でアリョーヒンは長年の宿敵であっ
たカパブランカの死について、「我々はもう二度と現れないだろう偉大なチェスの天才を
失ってしまった」と書いています。
(K.K)
第4代チェス世界チャンピオン、アレクサンドル・
アリョーヒンについて詳しくはこちら
|